まるちゃんママ

ご訪問いただきありがとうございます。
現在小学1年生の娘の中学受験を検討中
本格的な受験勉強はまだまだ先だけど、
通塾前にできる家庭学習では、なんとか力を付けてあげたい! 算数検定や模試なども受けてます☆
・1年生で算数検定9級(3年生相当)合格

・全国統一小学生テスト:上位5%

・ワセアカチャレンジテスト:総合A評価
使って良かった市販教材や通信教育もお伝えしてしていきます☆

国語を得意に!はじめての論理国語と論理エンジンを始めたけど、違いは?

論理エンジン、はじめての論理国語の違いを解説

 

算数に比べ、国語はあまり好きではないうちの娘。

読むのめんどくさいし、答え探すの?え〜嫌だねっプイッ

 

子どもの国語(読解力)をどう伸ばそうか悩んでいた時に、私自身の中学受験時代のことをふと思い出しました。

  • 指示語の指す内容の探し方
  • 接続詞をヒントに問題を解く方法
  • 比喩や倒置法やウンチャラカンチャラ…(←長年の歳月で記憶が…w)
そう言えば、国語だって算数と同じ、”やり方”があるんだよね

 

遠い昔の私は、小学4年生で中学受験のために塾に通い始めたのですが、

”国語”の解き方を知った時の衝撃はインパクト大( ゚д゚)
※当時と今とでは受験内容のレベルも別物だと思いますが…

 

自分自身の経験からも、国語を得意にするには、知識だったり・方法を学ぶことも必要!

 

そう!国語は主観やセンスで解くものじゃない!

 

そうして、小学生になりたての子が使えるような、基礎から国語の解き方を学べる教材を探し…

たどり着いたもののうちの2つが、

・『はじめての論理国語』
・『論理エンジン』

でした◎

 

小学生の娘と一緒に取り組みましたが(今は上の学年のものを継続中!)、親子共々!学ぶことが多かった(゚∀゚)

ということで、今回はこの『はじめての論理国語』と『論理エンジン』の基本情報、そして取り組んだ感想・レビューを記事にします。

 

『はじめての論理国語』と『論理エンジン』の違いは何?

『はじめての論理国語』と『論理エンジン』の違い

  • 『はじめての論理国語』→教科書・テキスト形式で論理的な解き方を学ぶ
  • 『論理エンジン』→演習形式で力を試す・身につける

繰り返しになりますが、この2冊の目的はどちらも、

論理的に言語を扱うことができると…

→合理的な思考力を持つことができる

→だから論理的に言語を扱うための訓練が必要だよね

このようなテーマで作られた教材です。

 

『はじめての論理国語』と『論理エンジン』、どのようにこのテーマを学んでいくのか、それぞれ詳しく見てきいましょう。

 

『はじめての論理国語』はインプットの教材

『はじめての論理国語』の特徴

教科書・テキスト的教材

読み込む&問題を確認しながらインプットする教材

はじめての論理国語、どんなことが学べるのか

まず「この本では、こんな事を勉強します!」を分かりやすく書いてくれてるよ

10のステップ(学ぶテーマ)とその目標(できてほしいこと)が示されており、これからどんな内容を学べるのかがはっきり書かれています。

はじめての論理国語、進め方

先程の10のステップを、どのページで学べるのかも、目次を見れば一目瞭然、わかりやすいです◎

 

『はじめての論理国語』は、テキスト・参考書のようなイメージを持ちながら使うと効果的ですよ

 

ただし、実際に子どもだけで「今何について学んでいるのか」をイメージするのは難しいです。

なので、大人が意識的にポイントとなる箇所を指摘しながら読み進めていくのが良いと思います。

『はじめての論理国語』での雰囲気はこんな感じ

”今、何をやってるの?”が明確なところがとても良い!

『はじめての論理国語』を使って、実際にどのように学習を進めていくのか、画像でお伝えします。

 

下の画像は、文と文のつながりを考えて、正しい接続詞を使えるようにするためのステップです。

感覚(なんとなく)ではなく、文章の内容や意味のつながりを考え、接続語について学びます。

はじめての論理国語の雰囲気
はじめての論理国語の雰囲気

他の科目と異なり、国語は「これ、何の勉強なんだろう…」というのがとても分かりづらい気がするのは私だけ??

 

『はじめての論理国語』では、学ぶテーマに焦点をあてて解説・練習ができるので、教える立場(親)も明確に要点を伝えることができます

 

『論理エンジン』はアウトプットをしながら力を身につける

『論理エンジン』の特徴

演習形式の教材

”目標”達成のために、問題を実際に解き進めるアウトプットの教材

論理エンジンの進め方論理エンジンの進め方

とにかく練習、細かく練習!

 

先に紹介した『はじめての論理国語』とは違い、今〇〇の勉強をしているんですよー!”のアナウンスは問題ページにはありません

それぞれのレベルの”ねらい”があり、別冊の保護者用指導書には、各問の解説と共にしっかりと明記されています。

『論理エンジン』はとにかく実践して学ぶ

まずは、課題文を読みます。↓

課題文はこんな感じ

 

名作や、小学生にも身近な内容だったりが多いので、とても読みやすいお話なのが助かります◎

ちなみに、レベルが上っていくほど、文章の長さも長くなっていきます。

また、必ず声に出して読むことが求められています。

そして、ステップ①は、文章全体が理解できているか、話の筋道がしっかりと理解できているかを問われる問題です。↑

 

ステップ②〜④では、課題文は分割され再掲載されます。↑
大きくストーリーを把握するステップ①の後は、

  • 登場人物に関する問題
  • 指示語が何を示すかを問う問題
  • 心情を表現する問題…

など、細かく課題文を解釈しながら、国語力アップのための問題を解き進めていきます。

 

ステップ⑤は総合学習として、自分自身で考えたり調べたりする問題です。↑

想像(創造)する力や、コミュニケーション能力を刺激したり、社会のルールなどを学ぶ課題となっています。

ステップ5はいつも楽しい〜♡

 

『はじめての論理国語』と『論理エンジン』の共通点

『はじめての論理国語』と『論理エンジン』の共通点

  • ゴール(テーマ)が同じ
  • どちらも無学年制
  • どちらもとにかく詳しい解説(量多っ!)

ちなみに、『はじめての論理国語』と『論理エンジン』の2冊は、どちらも同じ著者(出口汪先生)という共通点があります。

 

実は2冊とも出口汪先生の著書だった!

ちょっとこことで、著者の先生についてお話します◎

出口汪さん、お名前を聞いたことがあるという方もいるかもしれません。

実は、私も大学受験時代に出口先生の参考書を持っていました^^

出口汪先生は、現代文のカリスマとも言われる先生です。

代ゼミや東進ハイスクールで活躍されていました◎

 

出口先生のが幼児向けに出している問題集にもある、”論理はすべての教科の土台/訓練すれば誰でも身につけられる”という言葉。

「誰でも身につけられる」なんて言われたら、そりゃやるしかないっ!ってなりません??(゚∀゚)

 

どちらもゴールは”言語能力の訓練で思考力アップさせる”こと

2冊の共通のテーマは、

論理的に言語を扱うことができる

→合理的な思考力を持つことができる

→論理的に言語を扱うための訓練が必要!

 

出口先生は、これからの時代には、自らの考えを表現する力が必ず必要になり、

それには、言語能力を高めることが必要だと主張されています。

 

『はじめての論理国語』より:
論理的に読み、論理的に考え、論理的に表現する、そういった技術を子どもの頃から鍛えてこそ、初めてその延長線上のクリティカルな思考が可能となるのです。…(省略)幼児・小学生の子どもたちが将来新しい入学試験に対応し、社会に出ても活躍できる、生きるための学力を養成するための具体的な方法論を備えた、画期的な国語シリーズです。

確かに、言葉を上手く使えなければ、筋道だったものの考えはできないですものね

 

そこで学ぶことが、この4つの柱↓

  • イコールの関係
  • 対立関係
  • 因果関係
  • 文の要点(主語・述語・目的語の関係)

これがら『はじめての論理国語』と『論理エンジン』の目指すゴールです。

 

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論理国語や論理エンジンと同じように、一つ一つ論理的に考えるための練習をしながら、
最終的に作文能力も鍛えるという流れです。

コツコツ定期的に作文の練習をしていく中では、

・書くこと自体に慣れてきた(長い作文も躊躇せずにトライできる!)
・思ったことを順序立てて表現するのが上手になった

というのがここ最近の印象です♡

1年間で結構な量の作文をしてきました^^;↑

家庭学習の中で、定期的に作文の練習や添削(なおし)をするのは中々難しいので(私はね^^;)
これからも継続して続けたい教材の一つです◎

レビュー!ブンブンどりむ先取りブログ!作文や読解に効果ないはウソ!

ちなみに、ブンブンどりむは無学年制なので、先取りも可!

無料の体験キットには、全学年の分が入っているので、レベル感や雰囲気を確認するには十分かと^^

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(長い文章なんかも、一気に読んでしまうほど、子どものツボをおさえてる感じ!

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しかも、学研の通信講座は、作文通信教育の中でも最安( ̄∇ ̄)

ブンブンどりむと学研と、どちらが好みかはその子次第だと思いますが、お値段的にも試し安いのは学研かな^^;

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学研教室の作文教材

論理国語も論理エンジンも、どちらも無学年制

2冊はどちらも

・スタートは基礎から
・スピードは子どもそれぞれでOK
・一からの学習で必ず得意になる

どちらも学年・年齢に関係なく、個人の言語習得能力に合わせて進めていくことを推奨しています。

『はじめての論理国語』より:
言語は総じて発達における個人差が大きいので、学年ごとの輪切り形式で学習することに本来適していないのです。そこで本書は基礎からのステップを踏んで上達するために〜無学年制を採用しています。

『論理エンジン』より:
本書は基本的に無学年です。子どもの言語習得能力は様々ですから、能力に応じてどんどん先に進ませてください。

 

解説・保護者向け欄は必読!

他の問題集との決定的な違い

他にはない解説の詳しさ・ボリューム

どちらも別冊になるように綴じてあるので(バリッと剥がせる)、巻末にあるものよりも読みやすいのが個人的にはタイプ^^論理エンジン・はじめての論理国語の別冊解答

 

『はじめての論理国語』と『論理エンジン』、どちらの解答にも、正解だけが記されているのではなく、

・学習のねらい
・何についての問だったのか
・声がけのアドバイス
・正解の理由

などが全ての問題に対して細かく記載されているので、別冊解答だけでもかなりのボリュームになっています^^;

課題の要点を、子どもの指導者となる大人がしっかりと理解できるようにまとめてくれています

他の問題集と、『はじめての論理国語』と『論理エンジン』の決定的な違いは、この解説の丁寧さ(今子どもに何を学ばせているかの解説)にあると思います。

 

たとえば『ハイレベ読解力』(紹介記事はこちら)などは納得のボリューム&内容なのですが、

解説においては『はじめての論理国語』・『論理エンジン』のほうが丁寧ですね◎

 

『はじめての論理国語』と『論理エンジン』、良かった点・悪かった点

『はじめての論理国語』と『論理エンジン』、それぞれの違いや共通点を紹介してきました。

最終的なゴールは同じなのですが、学ぶ方法が違うこの2冊

どちらも1年生レベルを取り組み終わって感じた良い点・微妙な点をそれぞれお伝えします。

 

『はじめての論理国語』のメリット・デメリット

『はじめての論理国語』のメリット・デメリット

メリット:

  • 学習目的(何について学んでいるか)が明らかであること
  • 子どもにも読みやすい構成
  • 基礎から国語の論理の柱を学べること

デメリット:

  • 価格がやや高い

デメリットは本当に値段くらいかな^^;

 

本体1,200円+税なので、激高ではないのですが、

ハイレベシリーズなどと比べると、量が少なく値段がやや高いというのがデメリットかと思います。

でも、こっちはカラーだし、ページも分厚いよ
あ、確かに!

 

そしてメリットですが、やはり内容がとても良い◎

塾で聞くような解説を、家庭学習で基礎から学ぶことができます。

 

本当にこれを一つずつ身につけていけば、

正しく日本語が読めるようになり、論理的に考え、自分自身の考えを正しく周りに伝えることにもつながると感じました。

 

『論理エンジン』のメリット・デメリット

『論理エンジン』のメリット・デメリット

メリット:

  • 課題文のセレクトが良い
  • 課題文が分割され、問が解きやすい
  • 細かな解説で、学習の要点を知ることができる

デメリット:

  • 1つのレベルに対しての問が多いので大変

『論理エンジン』は実際に問題を解きながら学んでいく形式なので、練習量・経験値がグンと上がります。

 

また、出題の際は課題文が分割されているので、

幼い子どもでも集中して問に対する答えを考えたり探すことができます。

 

そして、『はじめての論理国語』のように”今〇〇について学んでいる”というのは本人にはわかりませんが、

解説を見るとしっかりと学習の要点が記されています。

 

ですので、意識すべきポイントをしっかりとおさえることができますね。

デメリットは、”一区切り”できるまでが長いことかな〜

 

先に述べた通り『論理エンジン』は、

まず課題文を読み、その後課題文をいくつかに分割しながら、数ページにわたり問題を解いていくという進め方をします。

途中休憩したくなっちゃうけど、そのお話の課題が終わるまえに休憩したら、お話を忘れちゃうよ

 

一つの課題文につき、課題文含めて約10〜11ページほどにわたり問題を解き続けることになるので、

それが少し負担になる子もいるかもしれません。

途中で止めて、次回に持ち越しても問題ないのですが…話が途切れてしまうのが、少し微妙かな

 

これはその子のやり方次第なので、やりやすい方法で取り組めば大丈夫かと思います◎

 

さいごに|読解力をつけるには『はじめての論理国語』と『論理エンジン』どっちがいい?

『はじめての論理国語』と『論理エンジン』の違いと共通点をあげてきました。

教材の趣旨・ゴールはほとんど一緒なのですが、学ぶ方法が違うこの2冊。

「どっちを使ったほうがいい?」と迷う方もいるかもしれませんね。

 

ですが、これも先述の内容からも分かるかもしれませんが、ポイントは”どういった使い方をしたいか”で選ぶと良いです◎

  • テキストのように、読み込んで知識・方法、そして論理を学ぶ→『はじめての論理国語』
  • 演習問題を解き、学習目的を意識しながら(指導書で要点を確認)、経験値を上げる→『論理エンジン』

↑のような使い分けが個人的におすすめです

読解力の次は”書く力”!

文章の読み取りだけでなく、表やグラフからの読み取り、そして自分の考えや意見を上手にまとめる力を伸ばしたいなら、作文の学習もおすすめです◎

読解力と同じく、自分の考えをまとめる力や、筋道だてて表現する力も、一朝一夕には身につきません( ̄∇ ̄)

 

ブンブンどりむ・先取り

(ブンブンどりむ↑)

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本格的な受検準備が始まる前に、どのように学習が必要なのか、

日々の学習で意識することなども参考になったりするので、気になる方は一読してみると良いですよ◎

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