・幼児から算数検定……早くない?
・小学生、算数検定受ける意味ってあるの?
・そもそも、算数検定って何か役に立つのかな?
でもね、「意味ない!」なんて言わずに、どんどんチャレンジすべきです!
我が家では娘が年中の頃に初めて算数検定(11級)を受けました。
ただその当時は”算数検定を受ける意味”について深く考えることはなく(´ε` )
しかし、年長・小1と継続してチャレンジしていく中で考えついたこと、それは
教科書レベルの算数先取りにめっちゃ使える!(゜o゜)
計画的に算数検定を利用すれば、2〜3学年先(上手くサポートできればそれ以上も!)の教科算数をマスターできますよ( ゚д゚)
この記事では、
・幼児・小学生が算数検定を受けるメリット
・幼児・小学生が算数検定を受ける時の対策
・合格点に到達するためのポイント
などを、私たち母娘の実体験をもとにお伝えしていきたいと思います^^
メリットはたくさん!算数検定は受ける意味ないは大ウソ!
中学受験をする人も、中受は意識してない人も、どちらにも受けるメリットあり!
算数検定で出題される問題はほとんどが”教科書レベル”の問題。
およそ1割程度が”特有問題”とされていますが、それまでに身に着けたスキルを応用できれば答えられる問題です。
確かに、すべての子がしっかり準備をしても100点を取るのが難しいテストです。
しかし”100点”でなくても合格できるテストでもあるんです!
先取り・中学受験を目指す子が算数検定を受けるメリット
教科書レベルの基礎を段階的に先取りできる
中学受験を目指す子にとって教科書レベルの問題は解けて当たり前!の世界ですね(゜o゜)
中学受験に焦点を当てたとすると、どうしても先取り学習は必要不可欠。
現実問題として、例えば1年生が6年生の級にを受けるのは難しい話だと思います^^;
ですが、2学年・3学年先の級に挑戦するることは決して無理な話ではありませんよ◎
参考☆実体験
中学受験をしなくても算数検定を受けるメリットは大きい
学年相当の力が身についているか定期的に確認するのに最適
算数検定は、自分の算数レベルが学年相当か(そうでないか)を確認するのにとても合理的な検定です。
また、算数は積み重ねの教科。
小学校算数の理解が乏しいと中学校の数学で苦労することは間違いないですね^^;
勉強のことばかり考えるのも大変ですが、算数・数学は進学・進路を左右するとても大事な教科。
先程も述べましたが、算数検定は全員が100点を取れるテストではありませんが、準備すれば合格できるテストです。
もしも身についていなければ何が不足しているのかを振り返るチャンスにもなりますよ!
幼児・小学生の算数検定|何年生で何級を受検する?学年とレベルや合格基準は?
目安 | 検定内容の内訳 | 合格基準 | |
11級 | 1年生程度 | 小1程度90%/特有問題10% | 全体の70% |
10級 | 2年生程度 | 小1程度45%・小2程度45%/特有問題10% | |
9級 | 3年生程度 | 小2程度45%・小3程度45%/特有問題10% | |
8級 | 4年生程度 | 小3程度45%・小4程度45%/特有問題10% | |
7級 | 5年生程度 | 小4程度45%・小5程度45%/特有問題10% | |
6級 | 6年生程度 | 小5程度45%・小6程度45%/特有問題10% |
検定内容の内訳と合格基準について
表をみても分かる通り、例えば9級の場合は受検する学年が3年生ですが実際に2年生の復習も兼ねた出題構成です。
算数が苦手でない場合、学年の目安通りに受けたとしても、何の対策もなしに解ける問題が半数近くあるということです。
そして、合格基準も70%がとれればクリア◎
受けてて感じたのは、本当に分からなかった問題&凡ミス数問でもギリギリ合格できる設定だということ。
受検級の目安・おすすめの選び方
合格確実レベルよりも1つ上の級の受検がおすすめ
上でお話したことからも、”絶対合格できそう”な級よりも一つ上の級でも合格の可能性は十分あると言えます!
もちろん計画的に準備・演習を進めていくことは必須となりますが、内容はほぼ教科書レベルの問題。
それができれば高い確率で合格を手にすることができます◎
算数検定11級・10級・9級|合格点に到達させる方法
何に力を入れると合格率が上がる?
11級・10級・9級どの級も大問1の計算問題を死守すれば、合格へ一気に近づく!
11級から9級に限っては、下の関連記事2つでもお伝えした通り(記事にはなっていませんが9級も同様)、大問1の計算問題が全て正答できれば、全体の半数はクリアできたことになります。
また、大問2〜5では小問の最後の問題の難易度がやや上がったり、大問6(特有問題)は初見の問題がでることも珍しくありません。
ということで、大問1を完全クリアすることを目標にする作戦は超絶おすすめです◎
-
【5歳年中】幼児の算数検定11級合格体験記☆問題集や学習期間・方法をレポート!
【算数検定11級】年中で初めて受検→合格◎準備期間・方法、当日の様子など。出題傾向や合格点、幼児ならではの初めてののテストでの注意点など、要点をまとめた記事になっています。
続きを見る
-
算数検定10級|幼児が合格!6歳年長が使った問題集・学習方法、当日の様子
幼児(年長)の算数検定合格体験記です☆11級に続き2回目の受検となりましたが無事に合格することができました。しかし!2回目の受検だからと気を抜いたら✕!!当日起こった意外なことや、どれくらい準備をしたのか、また子どもの検定の証明写真についてなど、検定が初めてのお子さんを持ちの方はぜひご覧下さい!
続きを見る
合格するために必須の問題集はたった一冊!
過去問が複数回収録されているものならなんでもOK^^;
我が家は最初の11級の受検から同じ過去問集を使っていますが、ぶっちゃけ過去問数回分を練習・分析できるモノなら何でもOK^^;
↑の問題集は全6回分の過去問が収録されています。
実際に書店で探してもらうと分かると思うのですが、よく置いてある算数検定に関する書籍は上↑の過去問題集と、
・要点整理
・文章題入門帳
・親子ではじめよう〜(単元ごとに学べるタイプ)
これくらいだと思います。
-
RISU算数3年継続中!効果は?便利な活用方法をブログで口コミ!
RISU算数継続受講者による、メリット・デメリットの紹介です!お試しキャンペーンだけではわからない、続けているからこそ感じたことも解説しています。
続きを見る
参考☆特有問題の対策がしたい!
10級を受けた時の関連記事でも紹介しましたが、
大問6(思考力問題)対策として使えると感じたのが算数ラボ 考える力のトレーニング。
算数検定の級と算数ラボの級は合わせて選ぶとイイ感じかもです。
算数ラボはシンプルな思考力問題集で幼児・低学年でも使いやすいし(スッキリした見た目で威圧感ゼロ^^)、
コスパも良いので、検定受ける受けないに関わらずおすすめです ◎
-
算数ラボどう?10級は何歳から?気になる内容や難易度を幼児年長がレビュー
算数的思考力(算数分野の考える力)を伸ばすことに特化した問題集『算数ラボ〜考える力のトレーニング〜』。小学生向けの問題集ですが、実は幼児でも取り組むことができます!学校では習わないような思考力系問題に集中して取り組めるのが特徴!実は算数検定にも効果が?!
続きを見る
算数検定の効率の良い学習の仕方
1:本番と同じように時間を計り、実戦形式でチャレンジ(問題部分・解答用紙はコピーして使うこと!)
2:出来なかったものを一緒に見直す
ただひたすら↑これを繰り返すのみ!
苦手箇所を見つけたら、未修の学習同様無料のプリント教材等で対応するのがおすすめです
文章題の対策よりも、まずは計算問題を落とさないことが一番!
ちなみに我が家が11級の準備を始めたのは本番2ヶ月前から、主に土日を使って過去問を解いていました。
中学受験に役立つ?算数検定の入試優遇措置について
入試優遇措置目当てよりも、学力アップのために受けよう!
入試優遇制度とは、大学・短期大学・高等学校・中学校などの一般・推薦入試において得られる、各優遇措置や評価、活用などの制度のことです。
全国の高等専門学校・高等学校・中学校1090校以上、大学・短大・専門学校530校以上の学校で、この制度が導入されています。
引用:算数検定公式HP
中学・高校・大学、様々な学校がそれぞれの基準で一般・推薦入試の際にポイント加算などの措置をしています。
”◯級保有者は入試結果に〜%加点”や”6級以上保有者は国算2教科入試がの1教科に”とかがあるんだけど…
実際のところは中学生向けの優遇措置よりも高校入試においてのほうが圧倒的に数が多いのが現状。
ですので、入試優遇措置のために算数検定にチャレンジするという目的は、正直おすすめできません。
中学受験に算数検定を役立てようと計画するならば、受検の動機はあくまでも教科算数の基礎固め・先取りと考えるのが正しいです。
さいごに|算数のレベルアップを目指すなら算数検定を上手に利用しよう
「算数検定はとっても役に立つ!」のメッセージは伝わりましたか?(゜o゜)
大学入試関連だと英検のほうが目立っていますし、クイズ番組などでは”漢字検定◯級の問題!”と取り上げられることが多いので、どうしても算数検定の存在価値が薄れてしまっている印象ですが……。
算数(ゆくゆくは数学)は、主要教科の中でも重要視される教科ですし、学生であるうちは切り離せないのは事実です。
早いうちから算数検定の受検&サポートをすることは、算数の学習をスムーズに進めていくために有効的な方法です◎
受検するタイミングや級はマニュアル通りでなくても全く問題なしですよ!
算数検定を受ける唯一のデメリットは、(特に受検者が幼児や低学年の場合)保護者主導で計画・学習のサポートが必要なことくらいです。
算数検定の申し込みに・会場に関する注意点
提携会場受検の申し込みは早めが吉!
最後に、提携会場受検での注意点をお伝えしたいと思います。
算数検定9~11級は、提携会場受検か団体受検のみ受検が可能です。
最初の方は分かりづらいと思うので、コレです↓
提携会場受検はおおよそ月に1度できるのですが、申し込みは早めにするのがおすすめです(ネットです)。
9級を受けた時はめっちゃ小さい塾の一室…
ですので、行きたい・行きやすい会場を取りたい場合は、申し込み期間が始まってからすぐに予約を済ましてしまうのが良いです!
おまけ|算数検定が無料に?RISU算数から助成金をもらいました
継続して取組んでいるRISU算数では(めっちゃ我流で使ってますがw)実際の学年より上のレベルの算数検定に合格すると、検定料を全額助成してくれるサービスがあります。
〇〇さんの進捗状況が算数検定10級にチャレンジできるレベルに到達しましたのでお知らせ致します。
RISU算数が算数特化の無学年制の教材ですが、申し込み・受講の仕方によって料金に差がでることもあります(゜o゜)
気になる方は関連記事をチェックしながらお試し体験してみて下さい◎
-
RISUきっず・RISU算数のお試しキャンペーンのお得解説&やり方、返却時の注意まで
【クーポンあり】RISU算数、RISUキッズのお試しキャンペーンについて解説。申し込みから契約or返却までのステップを紹介しています。
続きを見る