「ヤバ〜ヤバすぎる( ゚д゚)点描写・点図形、できなさすぎるんですけど…」
- 図形に強くなってほしい!
- 小学校受験の対策として、できるようにしておきたい!
このような理由お子さんの点描写(点図形)の練習に取り組み始める方がほとんどかと思います。
私もその中の一人でしたが、
実は…娘に最初やらせた時に「うそ、マジか……無理かも」と諦めかけた人でもあります^^;
でも、落ち着いて^^大丈夫です!
きっとできるようになります!!!!(本当に、なんとかなった人が断言します^^;)
もし今難しいようだったら、練習法だけはでなく!
子どもにとって「なぜ・どうして・何が難しい?」を知ることから始めると、上達へのヒントが得られますよ!
この記事では、
- 結局、どうすればいいの?コツや上達法は?
- 点描写(点図形)はどんな効果があって、何のためにやるの?
- おすすめの教材や無料のプリントは?
など、点図形(点描写)について、当時本気で取り組んたいたからこそ分かること、
そして振り返ってみて「やっぱコレが大事だったなぁ」と今だからこそ分かることなどを、
今お悩みの方に少しでも参考になるよう、
余すことなくお伝えしていきたいと思います!
点描写(点図形)の上達に欠かせない力とは何?
点描写(点図形)上達のポイント
1に運筆力、2に”見る力”
点描写(点図形)に取り組むなら、
- どんな力が必要なのか?
- 今足りてないのは何か?
を知り対策することで、必ず上達させることができます。
点描写(点図形)の上達に必要なことダントツNo.1は?
なんと言っても、運筆力がなくては、点描写(点図形)は上手に描けません(断言!)。
- 真っ直ぐな線を引く(ある程度でOK)
- 止めるべき箇所で止める
- 通るべき点を通る
- 適切な筆圧で書く
これらは点描写(点図形)を上手く描く際に求められる条件です。
ですが、幼児にとって決まったことを決められたように書かなくてはならないという作業はとても難しいこと。
もしここでつまづくようならば「なぞり」や「迷路」でまずは練習が必要!
注意すべきことは、正確さです。
・なぞりは絶対はみださない
・迷路は絶対壁にぶつからない
まずは、これらを徹底して、妥協せず取り組むのがおすすめです!
重要☆あなどるなかれ!運筆力
ここでお話することは、超重要です!!
運筆の練習というと「いやいや、そこは問題じゃないのよ」と思ってしまいがちですが、(←私も思ってた^^;)
違〜う!!!!
実際、運筆力が上がると見栄えも格段に良くなりますし、なにより子ども本人も”出来た!”と達成感を味わえます。
運筆力アップ→見栄えが良くなる!→デキる!と思える→難しく感じにくく変化→さらに運筆力アップ
運筆力はすぐに上がるものではありませんが、
上達することで点描写(点図形)スキルがアップする好循環が生まれます。
運筆がめちゃくちゃ上手な子の点図形を見たことがあるのですが、もーーーのすごくキレイでした^^;
まるで大人が書いた図みたいに、です!
ここでお伝えしたいのは、「上手に線を引くこと」に気を取られているようだと”まだまだ点描写に取り組むステージには上がれないよね?”ということ…。
もちろん、点図形(点描写)は「まだやらないで!」ということではなく、
運筆も同時進行で練習すると、より相互的に上達していけるということを当時を振り返って感じました。
↑「せんのもしゃ」、最初は「これは簡単すぎる…」と思っていたのですが、
実は肝だった!
なぞりと模写の両方ができるのですが、
模写は…子どもにとってマジムズでした^^;
最初はなぞりを強化しつつ、なぞりが上手く行き始めたら模写にも挑戦するのがおすすめですよ◎
点描写(点図形)の上達に必要なことNo.2は?
運筆力の次に大事なことは”見る力”。
点描写(点図形)をするときは、全体と細部の両方を見る力が求められます。
そして、
・上から○個目、左から○個目から書きはじめる
・○個横に進んだら、○個下にさがる
・きちんと点の上を通る/通ってはいけないところも見る
このような細かな箇所の確認も必要です。
点描写(点図形)と同時に取り組んでほしい、おすすめの学習とは
点描写(点図形)と同時に練習すべきこと
図形模写にもチャレンジ!
すぐ上の章でも”実は線の模写が肝だった”とお伝えしましたが、
関連して図形模写も点描写上達に欠かせません!
どちらかと言うと、模写は点描写(点図形)よりも難易度が上になります!
しかし、図形模写に取り組むと運筆力と同時に見る力も伸ばすことができるんですよ(゜o゜)!
特に、形を大きく捉える力が鍛えられるので、
より複雑な難易度の高い点描写(点図形)も間違いにくくなります。
”点”というガイドがなくってしまうため難易度が上がりますが、
その分しっかりと形や長さを捉えようという意識が働きます。
最初から上手できないのは当然なので、あまり気を落とさずに!!
ですが、点図形もより注意深く見るクセがつけられるので、見る力がとても鍛えられます(効果絶大です!)◎
ダマされたと思って(ダマしてません!本気で!)、
点図形と同時に図形模写の練習もぜひ取り入れてみて下さい!!!
点描写(点図形)ができると、どんな効果があるの?
点描写(点図形)で得られる効果とは
- 注意力
- 見る力(構成把握能力)
- 作業する力
- 運筆力(筆圧・指先の調整能力)
点描写によって「注意力」「構成把握能力」「作業能力」「筆圧」「指先の調整能力」などの知能因子のチェックを一度に行うことができるので、よく出題されるのだと思われます。特に、図形関連の能力とは深い関係があるかのように見受けられます。
引用: 能力育成問題集01 点描写1(ピグマリオン|PYGLIシリーズ|小学校入試対策) (ピグリシリーズ) 〈指導上のポイント〉より
点描写をするには、様々な力を複合的に発揮しなくてはならないということがわかります。
点描写(点図形)が上手
=多数の知能因子が高い
小学校受験でも出題される理由は、
点描写(点図形)がどれくらいできるのかを見ることで、
その子の知能因子がどの程度発達しているかを判断しているから(゜o゜)
反対に言えば、点図形が上手にできる子は、
注意力も形を見る力も、運筆も作業の丁寧さもバッチリの子と判断してもらうことができます。
4歳・5歳なぜできない?幼児にとって点描写(点図形)が難しい理由
幼児にとって点描写(点図形)が難しい理由
脳や指先の発達度合いに大きく関係する作業だから
上の章でお話したように、点描写(点図形)は様々な能力が同時に必要になってくる作業ということがわかりましたね。
子どもにとっては意外と一筋縄ではいかない作業なのですね。
極端な話ですが、まだ出来なくても仕方ないことを大人の都合で頑張らせている場合も…。
このように考えると、できないからと焦るべきではないと言えますね。
ですが、だからといって「訓練しない」は違う!
「お箸」を例にあげてみます。
もちろん。
ですが、個人差はあるけどいずれある程度の年齢になれば皆お箸を使えるようになりますし、
毎日練習していけばそのうちお豆腐だって持ち上げあれるようになりますね。
適切な時期に練習を重ねることで上達していくという点では点描写(点図形)も一緒です。
経験談|これで上手くなった!点描写(点図形)が上達する2つの練習法
- 丁度のレベルの問題を数多くこなす
- 難しいと感じるレベルのものを一つ決め、繰り返し練習する
では、どのように練習を進めていけば、目標としているレベルに近づけるのか。
年少時のヤバヤバ期から、年長秋のほぼカンペキ期までに至るまでを振り返って
実際にしたこと、感じたことをお話します!
この2つの繰り返しで、上手くペースをつかみ、徐々に難問もクリアできるようになっていきました。
その①|自分に合うレベルの問題で自信をつける
点描写(点図形)の上達法①
丁度のレベルの問題を数多くこなす→経験値アップ&自信を付ける
「自分に合うレベルを何度もやっても意味ないんじゃない?」と思うかもしれませんね。
ですが実際は、子どもが「私、点図形、苦手じゃない!」と思えることがとても大事。
数をこなせば当然上手になりますし、
- キレイにできた!
- 簡単にできた!
と自信を付けて次のレベルにステップアップしてもらうためにも!
難しいものばかりに取り組むのは避けるべきです。
幼児向け、点図形(点描写)のおすすめ問題集
無料プリントは演習量を増やすのに非常に役立ちますが、
基本は問題集を使って徐々にレベルを上げて行くのがおすすめです◎
参考☆問題集選び
我が家が使った点図形の問題集は、
・こぐま会の「ひとりでとっくん」
・理英会の「ばっちりくんドリル」シリーズ
そして
・PYGLIの「能力育成問題集」(ピグマリオン)シリーズ
最後に見つけたのがPYGLI(ピグマリオン)の問題集なのですが、
個人的にはPYGLIが一番おすすめでした◎
問題数も多いので沢山練習できます。
書店に立ち寄ることがあれば、PYGLIもパラパラしてみてください。
その②|同じ難問を繰り返し苦手部分を子ども自身に意識させる
点描写(点図形)の上達法②
難しいと感じるレベルのものを”たったの1問のみ”決め、それを繰り返し練習する
すると…
- 難しいポイントを知った状態で練習する
- 注意点を意識する力が育つ
「一日に何度も」ではなく、「1回だけでもいいので毎日続ける」ほうが効果的です。
なぜなら、「いつもできない部分」を「いつも書き直し」していくうちに、
次第に「ココは注意しなきゃ!」と分かるようになるからです。
沢山の別の問題で練習をさせたくなりますが、
難しめの問題を一問、できるようになるまで続けた方が、注意すべき箇所を意識する力を育てることができます。
コピー不要・時短!100円ショップで揃う問題集をラクに何度も使う方法
繰り返しになりますが、点描写(点図形)が上手になるには、何度も繰り返し練習する必要があります!
そこで、無料のプリントや問題集・ワークを試してみることになるのですが、一度の練習じゃダメなんです!
スキャンすらダルい…
そんな時に活躍するグッズと方法を今から紹介します!(グッズなんて言えるほどのものでもありませんが^^;)
用意するものは⬇︎全て100円ショップで購入できます!
・透明下敷き(もしくはクリアファイルでも可☆)
・ホワイトボードマーカー(細めがおすすめ!)
使い方は、問題集・ワークの上に透明下敷きを置き、その上にホワイトボードマーカーで書き込む…それだけです( ̄∇ ̄)
ホワイトボード消しは正直要らないです!
乾いたティッシュペーパーかキッチンペーパーでササッと消えちゃいます!
点描写(点図形)に限ったことではなく、使おうと思えばどの問題集やワークにも使える方法なので、おすすめですよ!
※注意:ただし運筆力を鍛えたい時は、紙と鉛筆で!
こうすれば、何度でも繰り返して問題集・ワークに取り組めます☆
透明下敷きかクリアファイルを用意するならA4がオススメですよ!
こぐま会の”ひとりでとっくん”はB5サイズ、理英会の”ばっちりくんドリル”はA4サイズ(゜o゜)
点図形・点描写が上達するおすすめ無料プリント
点描写をお家で練習したいという方は、
小学校受験関連のワークブックもおすすめなのですが、
無料プリントを併用すると、
レベルにあった演習量を費用をかけずに増やすことができますよ!
点描写が学習できるおすすめ無料プリントサイト
今回はとーーーっても便利な無料プリントを配布して下さっている2つのサイトを紹介させていただきます!
”無料”なのはもちろんありがたいですし、
沢山の種類・分野のプリントがあるので、子どもの苦手を知ったり、できること・できないことを把握するのにとても重宝しますよ!
ぷりんときっず(グリッド点つなぎ)☆おすすめの無料学習プリント
ぷりんときっずは点描写以外にも、運筆や文字、数字、季節、時計…なんでも揃います!
幼児の無料プリントのデパートみたいな感じで、選びたい放題で、おすすめです♪^^
ちびむすドリル(点描写・点図形)☆おすすめの無料学習プリント
こちらも同じく、まるで幼児の無料プリントのデパートです〜☆
ちびむすどりるは文字、数字以外にも、塗り絵も、すごろくも、クロスワードまで、なんでも揃いますよ!
おまけ☆年中からスタート可!自宅で受ける「玉井式図形の極み」で図形を武器に
みなさん、「玉井式図形の極み」という教材はご存知ですか?
娘が年中くらいのころからずーっと気になっていた教材で、
我が家では小学校1年生の春になってやっと始めたオンラインの通信教育なのですが…
玉井式「図形の極み」とは、
- 小学校受験をする子
- 中学受験を目指す子
- 今後の学習で図形で困って欲しくない!…
という方にお伝えしたい図形に特化した教材です◎
玉井式「図形の極み」のスタートの10級、そして9級程度のレベルは、
小学校受験の図形問題対策にもなりますよ♪(´ε` )
玉井式「図形の極み」は、図形に関する分野をレベル順に体系的に学んでいけるので、
図形を得意にしたい!という子には、無駄のない教材です。
学習方法はタブレットやPCで解説動画を見たり、問題を解き、
さらにテキストでも演習問題をたっぷり目に解いていくスタイルです。
スマイルゼミやチャレンジタッチのように遊びの要素はありませんが、
それがまた良い♡(ウチはね!)
動画やテキストもシンプルでとても見やすく、難しそうな感じや圧迫感がないところもおすすめポイントです◎
特に、図形はアタマが柔軟な幼児期から小3くらいまでにセンスを身につけてあげると良いことが分かっていますよ( ̄∇ ̄)
九歳、小3までの段階で、頭の中に空間そのものを描けない子は、その後どんなに努力しても立体の問題を本当にわかるようにはなかなかなり得ないということです。空間に対する認識力の他にも、我々が「越えられない壁」と呼んでいる能力のほとんどは、小3までが勝負です。
というのも、私は中学受験経験者ですが、どんだけ頑張っても図形が苦手だったのを思い出す^^;
小学校受験の図形問題だけでなく、
先々、図形問題を解くための学習に興味のある方は、関連記事もぜひ覗いてみて下さいね♪↓↓
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1年生図形の極みオンラインの学習の様子をレポ&無料体験テキスト取り寄せ注意点
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普通に「問題集じゃん…」というくらいの冊子がきます^^;
↑無料体験をして、もし本当に申し込む場合のスタート級は自己申告です!!
無料テキストをやってみて、どの級からスタートするのが良いか見極めるために、
各級の見本の問題がたっぷりが掲載されてます^^;
まとめ☆点描写(点図形)に必要な力とできない理由
☆まとめ☆
◎点描写(点図形)にはこんな力が必要
運筆力&見る力
◎見る力を育てるには図形模写!
◎なぜできない?
→脳・手先の発達度合いに関わることだから
・発達が追いついたら訓練することで必ず上達する
・”まだ時期じゃない”と判断した場合は、具体物を使って注意力や構成把握能力・記憶力などを鍛える練習を!
◎上達法2選
・丁度のレベルの問題を数多く練習する
・難しいと感じるレベルの問題を一つチョイスし、毎日繰り返し練習する
◎点描写(点図形)を練習して出た効果→ひらがな(文字)が上手になった!
点描写(点図形)を子どもに初めてやらせた時は内心「こんなにもできないものなのか!」とすこし驚いたことを覚えています^^;
ですが、様々な能力が発達途中の幼児にとっては、とても複雑で難しい作業なんだと、調べていくうちに理解できました。
そして、繰り返しになりますが、点描写(点図形)は一度やってみただけでは上達しません。
でも、発達が追いついてきた頃に繰り返し練習することで必ず上達していきます!
娘も最初はこちらが愕然とするほどできなかったのが、
年長の夏過ぎには「もう十分でしょ!」というレベルまで到達することができました^^
焦らず、今できること、レベルにあった方法で、点図形マスターを目指していきましょう!
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小学校受験でお話の記憶が苦手な子におすすめの対策法
お話の記憶、できなさすぎるーヤバッ!!! こんなのできる子いるの?お話が長すぎるんだが… そもそも親の私でさえ無理〜〜 ↑これが我が家のお話の記憶を練習し始めた当初のいつもの叫び^^; ...
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