ちょっと上の家庭学習を目指すお家にぴったりのハイレベシリーズ。
以前、ハイレベ読解力(1年生)のレビューを書きました。
しかし!国語系ハイレベシリーズについて「あれ?これはこれから取り組む方にお伝えしたい!」と思ったことがあります^^
それは、
国語・読解力・漢字の3冊があるけど、全部必要じゃない子もいる!
取り組む順番も大事!
ということです。
実は、我が家はハイレベ読解力を一番先に取り組んだのですが、読解力を終えてから”こくご”に挑戦したところ、物足りなさを感じてしまったんですね……^^;
それと同時に「”こくご”から先にやれば良かった(もっと早くとりくめたかも…)」と少し後悔しました^^;
ということもあり、この記事では、
・どういう順番で取り組むと、各シリーズを有効的に使えるか
・3冊で学べる内容はどう違うのか
といった、無駄のないルート、必要な学習内容のものを正しくチョイスするためのお手伝いができるよう、我が家が3冊取り組んで感じた経験談をもとにお伝えしていきたいと思います◎
1年生国語系ハイレベ、こくご・漢字・読解力の学習内容と違いを比較
国語系ハイレベシリーズには、以下の3冊があります。
・こくご
・かん字
・読解力
漢字・読解力は、聞いただけでなんとなくどんなことを学習するのか想像が付くのではないでしょうか?
ですが、冒頭にもお伝えした通り、問題は”こくご”!
特に1年生の”こくご”は要注意です!
1年生ハイレベ100こくごの学習内容は?
1年生ハイレベこくごは、1年生の国語の網羅的な学習ができるけど、広く浅くの問題集!
初心者が取り組むとその後の学習がスムーズに◎
どんな内容を学ぶのか、大まかにまとめてみました。
・ひらがな
・かたかな
・漢字
・丁寧な言葉・敬語・言いつける言葉
・「を」「は」「へ」の使い方
・指示語(こそあど言葉)
・「、」「。」の使い方
・くわしく説明する言葉・様子を表す言葉
・読解問題(詞/手紙/日記/物語文/生活文/説明文)など…
このように、1年生ハイレベこくごで扱う内容は多岐に渡っています。
「を」「は」「へ」の使い方などのように、普段から学習習慣のある子には当たり前にできてしまう問題なども数多く出題されています。
最初のほうがこんな感じ↓
でも、最後はこのレベル!↓
家庭学習を進めているお家の子には、最初のうちは間違いなく退屈な問題ばかりです。
しかし、最後の方の読解問題くらいに差し掛かると「やってやろう!」くらいの感じになってきます^^
もちろん初めて学習する内容もありました^^ですが、そういったものはかなり少数です。
沢山の国語的内容を網羅的に学んでいくので、今まで学習したことのない内容にも触れることができますが、広く浅くという感じです。
ということで、1年生ハイレベこくごは文字や言葉の使い方などの学習をこれから始めるお子さん向けの問題集と考えるのが良いかと思います。
1年生ハイレベ100漢字の学習内容は?
1年生ハイレベ漢字は予習も復習にも効果的
レベルの高い読み&書きの問題が豊富で良い!
実はこちらの問題集も全体の約1割をひらがな・カタカナが占めています^^;
ちなみに、どのような感じの中身かと言うと、ザ・普通です。
(そりゃ漢字の問題集なので、トリッキーなことは特にありません^^;)一文字ずつ練習です、読みとか、書き順とか、書いて練習するとか……。
何文字か練習するごとに、↓の画像のように読みと、書きの問題がでてきます。
そして、巻末には強化テスト、総合実力テストなど、まとめの問題があります。
ちなみに下の画像↓は強化テストの一部です。
いとぐるま(糸車)、すいしゃ(水車)、げしゃ(下車)…小学生で"下車"とか使います??(゜o゜)
でも、それくらい沢山の言葉に出会えます。
からまわり(空まわり)だって、私でも一瞬考えてしまうくらいです^^;
他の通信教育(Z会とブンブンどりむをやっています)や漢字検定のための問題集でも出ないような読み&書きの問題が出てきます。
ハイレベシリーズは3年生まで(※)しかありませんが、漢字はどんどん進めていき、できなかった箇所を繰り返し補っていきたいと思います^^
ハイレベシリーズは3年生までって本当?
実は、ハイレベシリーズは算数・国語系どちらも3年生までしかありません。
理由は”中学受験を目指す子が中学受験塾に入る前に家庭学習で使うための問題集”として位置づけられているためです。
ハイレベ漢字は教科書以上の内容・レベルの漢字学習ができる問題集ですよ!
1年生ハイレベ100読解力の学習内容は?
余白なし(笑)それくらいボリューム満点の読解問題集!
問題数・文章量の多さと、問(とい)のバリエーションの多さで、しっかり力をつけたい子に!
1年生ハイレベ読解力については詳しく関連記事で紹介していますが、本当にコスパが良い集です(もちろん中身も!)^^
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読解力をつけたい、演習を沢山したいという子には、本当におすすめの問題集です◎
1年生の国語系ハイレベシリーズ3冊、全て必要?取り組む順番はある?
上の章では3冊それぞれの内容をお伝えしてきましたが、ご自身のお子さんに必要なもののイメージは付きましたか?
お気付きの方もいるかと思いますが、お子さんのレベルによって、
① ”こくご”からしっかりやったほうが、後々ためになる
② ”こくご”はナシにして、漢字や読解力に集中したほうが力を伸ばせる
この2つのタイプに分かれると思います。
①のタイプなら、”こくご”を一番最初に取り組むべき
小学校で習う国語を初めて勉強するお子さんには、
”こくご”を一番最初に取り組むべき!終わり次第、読解力&漢字にも挑戦
とおすすめしたいです。
文字・文法・表現・読解問題など、広い範囲でひと通り学習ができるので、”こくご”で基礎を身につけてから、読解力や漢字に改めて挑戦する順番がおすすめです。
”こくご”でまずは学習すること、あとは”ハイレベ”という問題集の雰囲気に慣れてもらえたら良いと思います
②のタイプなら、”こくご”はやらないほうが良い
1年生で習う国語の基礎ができているお子さんには、
・”漢字”で予習・復習
・”読解力”でひたすら演習
がおすすめです!
むしろこのほうが、力が付くと思いますし、時間も有効的に使えます。
まとめ|国語系1年生ハイレベこくご・漢字・読解力はどう取り組むべきか
ポイント
・1年生の国語系ハイレベシリーズは3冊あるが、それぞれの内容を把握すること
・3冊全て必要かどうか、検討すること
・3冊とも取り組む場合は、順番を間違えないように
とは言いつつ、ハイレベシリーズは問題数も多く、お値段も良心的なので、惜しげもなくどんどん取り組めます。
(コピーとかスキャンとかしないw)
子どもに合ったレベルのものを用意できれば、メリットが沢山の問題集です。
もし国語系ハイレベシリーズの購入で迷っている方は、ぜひ我が家の経験談を参考にしていただけたら嬉しいです◎