『ハイレベ100』シリーズ、市販教材の中でも中々の高レベルな教材です٩( 'ω' )و
正確には、高レベル・上級者を目指せる教材!◎
結論から言うと、上級者向けと言うことではなく、基礎から発展まで学べる問題集ですよ( ´∀`)
”奨学社”という出版社から発売されており、
幼児向けの教材だと、難関有名私立・国立小学校受験向けの問題集などを出していますね。
ハイレベ100は、小学校1年生から3年生向けに出版されている市販教材。
ハイレベ100よりさらに難易度の高い問題集に『最レベ』シリーズがあります。
今回紹介するのは『ハイレベ100さんすう1年生』。
この記事では、『ハイレベ100さんすう1年生』で、
- どんな問題に取り組めるの?
- どんな構成なの?
- 何がそんなに難しい?レベル感は?
- 良いところ・悪いところは?
など、実際に取り組んでみて感じたことを交えながらお話していきたいと思います^^
『ハイレベ100さんすう1年生』どんな内容を学ぶの?進め方は?
学習内容&進め方
- 学習内容:8割は1年生が学ぶ内容(たし算・ひき算/とけい/長さ/かさ…)
- 進め方:各単元、標準1レベル→標準2レベル→ハイレベル→最レベ、の順で進める
ちなみに、ハイレベ100の”100”は、”100回分のテスト”という意味での100です。
テストと言っていますが、学習の区切りとして考えればOK!文句なしのボリュームです!
ひと単元に標準1レベル・標準2レベル・ハイレベル・最レベの4回分のテストが収録されています。
1年生で学ぶたし算・ひき算が主な内容
”ハイレベシリーズは難しい!”
そんなイメージがあるかもしれませんが、実際には、学年以上の学習単元を扱うことはありません。
出題される問題は、たし算や引き算を使った、おおむね1年生が学ぶ単元で構成されています
(注!:おおむね、です^^;詳細は後々)。
標準レベルから徐々にレベルを上げて学習する
最初から全てが難しいというわけではなく、進めていくうちに難易度が上がっていく!
という構成です。
初めの標準レベルの問題は、その単元で必要な基礎的な出題が多く、難易度も並レベルです。
簡単な漢字も出てきますが、しっかりフリガナがふってありますよ◎
算数ができる子向けの教材?
ポイント
算数が得意な子・できる子向けではなく、上のレベルまで目指したい子向け
”ハイレベ(ハイレベル)”と言うと、勉強が得意なお子さん向けの教材なのかな?と感じてしまうかもしれませんね。
しかし、スタートは学校の教科書レベルから学んでいきます。
その通り!
『ハイレベ100さんすう1年生』、スタートは基礎・基本の問題ばかりです。
しかし!
ハイレベ・最レベになると学校で学ぶ以上のレベルが出題されます。
つまり、
『ハイレベ100さんすう1年生』は基本からスタートするが、いずれは難易度の高い問題にも挑戦させたい!
という人向けの教材です(゜o゜)
『ハイレベ100さんすう1年生』はどれくらい難しいの?
では、『ハイレベ100さんすう1年生』はどれくらい難しいのか。
我が家の実体験で言うと、
- Z会2年生の教材をスムーズに解けるレベルの子
- 算数検定10級(2年生相当)を合格している子
こんな子でも『ハイレベ100さんすう1年生』ではつまづきを連発するほど難しい
現在1年生の娘ですが、実は通信教育のZ会では2年生向けの教材をとっています。
そんな娘も、『ハイレベ100さんすう1年生』になると、長い時間をかけて考えたり、一度解くのを諦めて期間をあけて挑戦したり……。
特に、「最レベ」の部分はツワモノです^^;
標準レベルはクリア!しかしハイレベル&最レベルで固まる
標準レベルの問題は難なくクリアしていても、ハイレベ、あるいは最レベに入った途端「?」。
手が止まってしまう問題が出てきます。
特に文章題(考える工程が複数必要なもの)になると混乱してしまうことも多いようでした。
さすが中学受験を目指せるレベル!子これって1年生で習う内容?
文章題特訓に、算術特訓 ?!なにそれ(# ゚Д゚)
実際、このあたりから学習ペースがガクンと落ちました。
例①:これって3年生で習うやつじゃん?
↑画像の出題は「□のあるしき」の単元です。
我が家では、もう一度解き直しする問題には☆マークを付けていますが、見事に惨敗の様子が見ておわかりいただけるかと思います。
本来、□を使った式という単元は、小学校3年生で学習します。
しかも、ただの計算ではありません。
- 文章を読み
- 式を立て
- □を求める
ここまでのレベルを求めてきます。
例②:驚き!1年生に和差算?
中学受験算数で頻出の特殊算。
いくつかの種類があるのですが、和差算とはその中の一つです。
(分かりやすく説明してくれているサイトがあるので、興味のある方はジャンプ!勉強になりますよ(゚∀゚))
大人でも慣れていないと一瞬「えーと?」となるような問題ですが、まさか1年生向けの教材で出てくるとは驚愕ですヮ(゚д゚)ォ!
みなさん、ぱっと見てわかりますか?
問題:公園に子どもが31人、大人が8人います。そのうち、ぼうしをかぶっている人はかぶっていない人よりも19人多くいます。ぼうしを被っている人と被っていない人はそれぞれ何人いますか。
- 自力で頑張らせる?
- 解き方を教えて一緒に解いたり、別の演習問題をさせてなんとかできるようにする?
- もう少し発達が追いつくのを待つ?…
など、色々考えてしまいますね。
『ハイレベ100さんすう1年生』の良いところ・微妙なところ
『ハイレベ100さんすう1年生』の雰囲気や難易度は伝わりましたか?
実際に使っていて、良い点も悪い点も感じることがあったので、それぞれお話します。
『ハイレベ100さんすう1年生』のメリット
取り組んで良かったこと
- 問題数が多く、コスパが良い
- ハイレベルな問題に取り組める
レベル別で様々な分野の問題を多く練習できるので、本当にコスパは良いと思います。
(余分な余白は無い!って感じです◎)
- 学校で教えてくれる以上の内容に挑戦したい!
- 中学受験を見据えて学習をさせたい
このような場合は、1年生から、家庭でこのレベルの問題集に取り組めるハイレベはとてもおすすめ◎
『ハイレベ100さんすう1年生』のデメリット
取り組んで微妙だったこと
- 本当に1年生向け?ってくらい難しい(ものもある!)
- 長い文章題が見づらい
「本当にこのレベルまで必要なの?」というくらいの難易度のものもあります。
この件に関して個人的には、
”今の時点でどんなレベルを目標としているか”イメージし、どこまでやるか
↑ここをはっきりさせて使うのが良いと思います。
我が家では、
「とりあえずできるところまでやって、何ができないのかを知ろう…」
という感じでした^^;
また、先程「余分な余白は無い!」とも言いましたが…
見開き2ページにできるだけ多くの問題を収める必要があるためか、長い文章題は改行が多くなりがちです。
(ほとんどが平仮名なので、余計に見づらいのかも…)
最後に☆『ハイレベ100さんすう1年生』は算数の家庭学習のペースメーカー
『ハイレベ100さんすう1年生』は、市販の算数学習教材の中でも高いレベルまで挑戦できる問題集です。
基礎から応用・発展まで網羅された教材なので、使い方もそれぞれでOK!
そして、最高レベルまで挑戦できる教材を家庭学習に取り入れることで、
・子どもが今どんなレベルまで到達しているのか
・これから先、どんな学習が必要なのか
という目安にも◎
学校では習わない内容、中学受験に向けた学習に取り組みたいなど、
少し難しめの家庭学習教材をお探しの方は、『ハイレベ100さんすう1年生』に挑戦する価値ありですよ◎
中学受験|入塾後、スムーズなスタートを切るためには
希望進路によっては、教科算数の先取りが有利になることもありますよ!
我が家は家庭学習にRISU算数を取り入れていますが、小学校算数の先取りがとてもやりやすいです◎
娘は、単元にもよりますが、だいたい3学年くらいは先取りできています^^
特に、私立中高一貫校受験にチャレンジするお子さんは、入塾後できるだけスムーズなスタートが切れるよう、家庭での準備も重要です。
なぜなら、新4年生で塾に入っても、小数・分数等の計算が学習するのですが、あっという間に先に進んでしまいます。
まず、基本は整数の四則演算。
それができたら小数・分数の計算。
これらを入塾前にサラッとできるようにしておくと、スタートはひとまず安心です◎
我が家がRISU算数を利用し始めた理由も、教科書レベルの算数はしっかりと身につけてもらってほしいという想いから。
- 中学受験を予定しているから学校の算数は早めにクリアしたい…
- 入塾後に良いスタートを切りたい!
利用者の中には、塾のテストでトップを獲っていたり、名だたる名だたる難関校への合格を勝ち取っているお子さんもいます。
それには、通塾前に算数の基礎ができているという理由が欠かせません!
入塾前の算数をお家でしっかりマスターさせてあげたい!という方はぜひチェックしてみてくださね♫
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