「もう少し問題文をちゃんと読んでほしい、というか読めるようにしないと…」
最近、娘の七田式プリント(しかも算数!)を取り組む様子を見ていてこんなことを思うことがチラホラありました^^;
いや、子どもの気持ちはよく分かるんです^^;
というのも私自身もかつて「読まない、いや、読めない人」でした(;´Д`)
(正確に言うと、気付いた時には”読めない人”になっていた感じです^^;)
私自身は中学受験時代に運良くとても良い国語の先生に出会い、なんとか志望する学校に滑り込みセーフでしたが……。
でもですね!
こんな私の実体験から言えるのは、文章を読めない子の行く末は悲惨だ…ということ(-_-;)
「文章をしっかり読めない」のはマジでヤバい!
国語だけでなく算数や理科の問題文も、そのうち本気で「ん?何言ってるん??」状態になっちゃいますょ。(←笑えない怖い(;´Д`))
国語は目をグルングルンさせながら宝探しのうようにキーワードを必死でさがす…
それより辛いのは算数で、聞かれてる意味がわからないので、手も足も出ずただ一点を見つめるのみです…ハハハッ〜
自分の子どもにこんな恐ろしく悲しい思いをさせたくはないですね((゚A゚;)ゴクリ
そこで今回は、
「どうしたら娘が問題文をちゃんと読めるようになるのか」
私と娘が実際に実践していることで「もしや効果あり?!」と感じられたものいくつかを紹介したいと思います。
小学生の問題文を「読まない・読めない・意味がわからない」に効果的な方法3つ
- 書写
- 音読
- テクニックを身につける
具体的にイメージが湧きにくいものもあるので、一つずつ説明していきますね。
”書写、意味ない”は大間違い!書写で身につく意外な効果
書写の効果
言葉のまとまりを捉える目が育つ
想像以上&意外に良かったと思うものが書写です。
というか、絶対良いよ!マジで!
書写の効果って、実は沢山あります!
取り組み方によって身につく力の差もあるかもしれませんが、
下記が主に言われる書写の効果です◎
- 字が上手になる
- 語彙力が身につく
- 集中力が身につく
- 文章と接する機会を増やし文章力を高める…
そして、書写にはこれらの他に「見る力」と「記憶する力」を鍛える効果もあります◎
今回、この「読めない問題」に関係するのは「見る力」!
言葉のまとまりを捉える目も育てていくことができますよ( ´∀`)
(読む時に、変なところで区切るのが減った!)
書写のポイントは「長過ぎず、短すぎない文章」がおすすめです。
書写するものは国語の教科書でも良いですし、私は算数の問題文などでもさせていますよ^^
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受講者レビュー『ブンブンどりむ』併用&先取り!作文や読解への効果は?
作文を得意にする『ブンブンどりむ』。公立中高一貫校の受験にも役立つ通信教育です!1学年分先取りで受講中。作文が上手になるためには一体どんなことが必要なの?この記事では、イメージと違った教材の中身を紹介しています♪
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音読は指で追いながら読むのがポイント
音読の効果
自分自身で”読めてないこと”に気付き、読み直せる
なぜか文章を最後まで読まないで、突然1行まるまる飛ばしたり、最後の何文字かを飛ばすクセが治らない…
これって目では見えているはずなのに、文字を追い慣れてないんですよね。
なので、読解の問題に限らず、ほぼ全ての問題文を指でなぞりながら音読するように言っています(毎回言う^^;)。
↑なんてしょっちゅう言いますが、七田式プリントやハイレベ読解力をやる時には、必ず!音読&指です^^;
最初は定規を置いて一行ずつ読むという方法を試したのですが、指のほうが良いです^^;
”音読&指”の効果としては、例の悪いクセが出てしまっても、飛ばし読みに気付いて固まる&読み直す…ですかね^^;
指なし音読の時は飛ばしたことにすら気付かずスルーして読み続けていたので、効果は絶対にありますよ!
お家での学習時にはぜひおすすめ!
国語の問題を解くときには欠かせないテクニックとは
テクニックを身につけると
具体的な方法論を知ると、文章の内容を理解しやすくなる
「読書が好きな子が、国語の成績が良いとは限らない…」こんなことを聞いたことはありませんか?
特に国語の読解に関わるお話になりますが、文書を読むにはテクニックが必要です。
私自身も、中学受験の塾や大学受験の小論文対策で教わったこと、一つ一つがテクニックだったと思っています。
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国語を得意に!はじめての論理国語と論理エンジンを始めたけど、違いは?
『はじめての論理国語』と『論理エンジン』、どちらも日本語の論理を学べる教材です。無学年制・解説ボリュームたっぷりという共通点もありますが、この2冊には使い方の違いも…。2冊を終えてみて感じたメリット・デメリットなどを含め、お伝えします!
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↑こちらの関連記事で詳しくお伝えしていますが、
- イコールの関係
- 対立関係
- 因果関係
- 文の要点(主語・述語・目的語の関係)
を学ぶことで、日本語の構造・論理を学び、正しく文章を読み取ることができます。
問題文を”読めない・読まない・意味がわからない”問題を抱えているなら、具体的な対策をとるのが一番の近道かもしれません。
低学年向け|算数の文章問題”読まない”に効果あり!おすすめの本3選
3冊どれもタイプの違う問題集・本を紹介させていただきます(゜o゜)
低学年のお子さんから取り組めるものがメインになっていますが、近くで「ちゃんと読めてるかチェック」は必須!
『サイパーシリーズ45”どっかいざん2”』で読むことの大切さを実感する
算数の問題集になりますが、めっちゃオススメ♡
扱う数字も大きくなく、簡単な足し算・引き算ができればOKな問題集です。
『サイパー思考力算数練習帳シリーズ45 どっかいざん2(小2レベル)』
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【おすすめサイパー】比較・順序・線分図は中学受験・特殊算の入口にも
サイパー思考力算数練習帳シリーズ2 文章題 比較・順序・線分図のレビュー記事です。取り組める目安や育つちからなど、実際の出題画像と共に、レベル感や挑戦して気付いた点などを紹介しています。
続きを見る
↑こちら関連記事の終わりの方にも紹介しているのですが、
しっかり文章題を読まないとダマサれちゃう(゜o゜)ような問題に沢山挑戦できます◎
『2分で読解力ドリル ちょっとやさしめ』で正しく要点をつかむ
1つの問題を2分で解いていくスタイルで、
文章だけでなく、表やメニュー・地図や案内から情報を正しく読み取れるかチャレンジしていきます◎
娘が取り組む時は2分オーバーでもOKにして、正しくしっかり読み取れるように練習していました。
学習本のような感じではりませんが(むしろ暇つぶし本⁉)、それが反対に良い感じです◎
ちなみに”ちょっとやさしめ”とは別に”ノーマル”があるのですが、ノーマルの方は低学年には難しいです!
(”ちょっとやさしめも”も実は対象年齢は10歳から120歳まで(゜o゜)となっているのですが…)
1年生でもしっかり考えられる問題がほとんどです。
熱中して読んでいたので、楽しめていたようですよ、良きです!
『ハイレベ100読解力』で演習量を確保する
どストレートに「読解問題じゃー!」という方は…
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ハイレベ100読解力1年生コスパも効果も大満足の問題集
ハイレベ100読解力1年生は、基礎から応用までを実践問題で学べる問題集。問題集の特徴や、どんなところが難しい?など、実際に取り組んで感じたことをお伝えします!
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文章・問題文を読む練習ももちろん大事なのですが、
「何を聞かれているか?」「どう答えれば良いのか?」なども沢山学べる問題集です。
コスパもものすごく良いので、読解の問題集をお探しの方には個人的にイチオシの一冊です◎
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公立中高一貫校受検の作文対策ができる小学生向け通信教育を解説!
公立中高一貫校の受検では適性検査によって入学者を選抜します。 私立中の入試とは違った角度から子どもの能力を見ますよ 私立の中高一貫校の受験では、小学校で習う範囲を超えた学習が必要になりま ...
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さいごに|「問題文の意味がわからない」は経験不足のせい?
- 計算問題はできるけど、文章題になると全然ダメ…
- 設問と答え方がチグハグ!…
文章をしっかり読み、完璧な解答をするなんて、最初から完璧にできるお子さんなんていないんじゃない?とも思います^^;
今回は我が家でこれは良かった!と思う「問題文を読まない」「問題文の意味がわからない」の対策法をお伝えしました。
算数の文章題も国語の読解問題も、数を経験していくことで
- 「あのタイプの問題か」
- 「この答え方はこう!」
というスキルも段々と身について行くことも多いと感じます◎
「問題文を読まない」「問題文の意味がわからない」を見つけてしまうと、親としては「なんで?」という気持ちになってしまいますが^^;
しっかりと文章を読むための訓練と同時に、たくさんの演習問題を経験させてあげることで、少しずつ慣れてくることもありますよ♫