論理的思考力って、こう言うことか!!!!
やって良かった、おすすめのサイパーを紹介するシリーズです◎
サイパーシリーズは超絶シンプルな問題集!だけど、低価格なのに問題数も沢山!
難易度も少しずつ上げていってくれるので、実力を付けたい人にはもってこいの問題集です。
今回紹介するのは、
『サイパー思考力算数練習帳シリーズ25 ビルディングパズル 初級(4×4)』
ですが、やり始めて半年くらいで、娘に抜かされてしまいました^^;
私だけかも?!ですが、頭カチカチの大人が解き進めていっても、実力(立体センス・思考力など)以上のレベルに差し掛かったとたん、手が止まる…
でも、アタマの柔軟な子どもが取り組み続けているのをみると、どんどんレベルが上っていく!!!
しかも、質問すれば理由もきちんと返ってくるヮ(゚д゚)ォ!
これが論理的思考か……、すごいじゃないか!!!
ということで、今回おすすめのサイパー、ビルディングパズルについて紹介していきます。
『サイパー ビルディングパズル 初級(4×4)』取り組める目安は?
『サイパー思考力算数練習帳シリーズ25 ビルディングパズル 初級(4×4)』の対象年齢は、
・最も適した時期:小2〜小4
・おすすめできる時期:小1〜小6/受験
となっています。
ですが、実際、もう少し低年齢(未就学児)でも取り組むことは可能だと感じました。
個人差があると思いますが、サイパーのビルディングパズル(初級)は4マス×4マス。
もしこれで難しいようなら、3マス×3マスの問題を他の問題集で試すか、時間をおいて再挑戦してみると良いと思います◎
ビルディングパズルのルール・解き方は?どんな効果があるの?
まず、今回紹介するサイパー初級は4×4マスです。
それでは、最初にビルディングが初めての方に、簡単にルールを説明をしたいと思います。
ビルディングパズルって何?
ルール(4×4マスの場合)
・縦列・横列、それぞれ1階から4階までの高さのビルが1個ずつある(同じ列に同じ階数のビルはない)
・各方向からの数字は、その方向から見えるビルの個数を表している。
考え方
・「4→」とあれば、全てのビルが見えているということなので、ビルの並びは1,2,3,4
・「1→」とあれば、1つしかビルは見えては行けないので、ビルの並びは4,○,○,○
・同じ列内に同じ数字を入れないよう注意しながら進めていく
解き方一つとは限らず何パターンもあるそうなので、”絶対にこう解く”のような決まりはありません。
ヒントをもとに、あくまでも論理的に(当てずっぽうではダメですよ!)考えてマスを埋めていきます。
【効果】ビルディングでどんな力が育つの?
論理思考と立体感覚を同時に鍛えられる
サイパービルディングパズル 初級(4×4)からの引用には、
1.パズルで思考力を鍛える。
2.計算の知識はなくても解けるので、低学年から挑戦することができる
3.論理思考と立体感覚を同時に鍛えられる。
とあります。
実際娘と一緒に取り組んで、特に”論理思考/立体感覚の2つを同時に鍛えられる”ということに、とても納得!
”○階のビルが〜にあると…”のように、イメージすべきことがシンプルなのが取り組みやすい理由の一つ◎
複雑すぎず、条件に矛盾しない立体の並びを思い浮かべることに集中できます。
論理思考と立体感覚をピンポイントで鍛えるには、無駄のない合理的なパズルです。
(ほんと、コスパ良すぎです↓◎)
参考
サイパーや、前の章でも紹介した『天才脳ドリル』の他にも、ビルディングパズルは多くの思考力系問題集に収録されています。
中でも、
・『強育パズル 空間把握力と着眼点が伸びる!ビルディングパズル』
・『賢くなるパズル』シリーズ
は書店でもよく見かける問題集ですが、これらはどちらも宮本算数教室主催の宮本先生の著書です。
そういった実績のある教室でも取り組まれているビルディングパズル、レベルが上がっていくと大人でも手こずる問題ばかりですが、
難易度の低い問題は、幼い子どもでも楽しんで解けるパズルです。
幼少のうちからでも、挑戦する価値ありですよ!
『サイパー ビルディングパズル 初級(4×4)』どんな出題?難易度は?
サイパーシリーズは、問題が進むとどんどん難易度が上がっていきます。
ビルディングパズル初級の問題集も同様、最初の方は手がかり(「4→」など)も多く解きやすいですが、中盤・後半になるとヒントが少なく難易度も上がっていきます。
それでは、実際にどんな出題があるのかをほんの一部ですが紹介したいと思います。
☆レベル
・手がかりの数が多い
・「1→」や「4→」はラッキーヒント!
手がかりの数が多いと、考える切り口も増えるので、解きやすくなります。
また、「1→」や「4→」は、考えなくても数字をポンポン入れていけるラッキーヒントなので、あればあるだけ難易度が下がります。
☆☆レベル
・手がかりがやや少なめ
・それでも「1→」や「4→」はラッキーヒントがある♡
☆レベルと比べ手がかりの数は減りました。
それでもラッキーヒントの「1→」や「4→」があるので、マスの埋まるスピードはいい感じです^^
☆☆☆レベル
・手がかりがやや少なめ
・「1→」はある!「4→」がないのが痛手…^^;
☆☆レベルと比べ、手がかりの数は同じか、むしろ多いくらい。
しかし、ラッキーヒントの「1→」や「4→」が減る(無くなる)と、スタートから思考をフル回転しないといけません^^;
☆☆☆☆レベル
・手がかり少なっ!
・「1→」「4→」はどこいった??
・仮説→考えるの繰り返しで解く??
☆☆☆レベルと比べ、手がかりの数も減り、ラッキーヒントの「1→」や「4→」もありません。
ここまでくると、試行錯誤を繰り返して答えを見つけるのでしょうか?(←すみません、一番早い解き方が未だにわからない…)
実際に、お休み中です…。無理して取り組むよりも、ちょっと上のレベルに取り組むのが一番!
以上のように、”初級”とありますが、簡単レベルから「難し過ぎ?!」レベルまで、充実しすぎです^^;
もしかしたらどちらも☆1つレベルならできるのかも!
しかも全部で100問収録されています。
最後に☆ビルディングパズルは幼児からでもチャレンジすべき!
今回は『サイパー思考力算数練習帳シリーズ25 ビルディングパズル 初級(4×4)』を紹介してきましたが、雰囲気は伝わりましたか??
サイパーシリーズは本当にコスパが良い問題集なのですが、未就学児・低学年の子どもが取り組めるテーマは実はそんなには多くありません。
扱う数字が大きかったり、高度な思考力が必要なものだと難し過ぎるテーマは、未就学児・低学年の子にはまだ早いかもしれません。
(脳の発達に関わることもあるので)
ですが、今回のビルディングパズルのように、立体感覚とシンプルな思考力でチャレンジできるビルディングパズルは、むしろ早めに取り組むのがおすすめです!
”今この時期に伸ばしてあげなきゃ!”をすごく感じました
サイパーでなくても!ビルディングパズル「少し早いかも?」と迷っている方も、”試してみよう!”と感じたら、是非簡単なものから始めてみてはいかかでしょうか^^