幼児の家庭学習に使う通信教育。
実際に受講しようとなると様々な種類があって、どれを選ぼうか迷いませんか?
私自身も娘(来春小学生❀)の家庭学習に本当に多くの通信教育を利用してきたのですが…
振り返ってみると相当な数の通信教育を続けてきました^^;
こどもちゃれんじ/Z会/幼児ポピー/RISUきっず・RISU算数/ワンダーボックス/モコモコゼミ…
もちろんお試しではなく、全て継続受講です。
この他にも、
・トド算数
・シンクシンク
・ひとりでがんばりマスター(小学校受験向け)…
様々な知育アプリと、そして市販されているワークもあれこれ沢山経験しました。
これだけ受講していれば「おすすめできない通信教材」もでてきそうなものですが、それぞれのカリキュラムや特徴に対して特別疑問に思うことや不安に感じることはほとんどありませんでした。
(しいて言えば”演習量”の少なさが共通の不満ではありましたが…… ※後述)
ですが、一通り経験した今だからこそ言えること。
それは”なんだかんだプリント教材って優秀!”
というか、ストレートに言えば「毎日コツコツに勝るものはない!!!」
どんなに良い通信教育よりも、毎日少しずつでも取り組める教材の方が絶対に強い!と思っています。
(少し熱くなってしまいましたが…^^;)
”プリント教材”と聞くと、あまりインパクトのない学習教材・学習方法のように感じるかもしれません。
しかし、
→①一日分が少量だから継続しやすい
→②結果も少しずつだが、確実に付く
→③取り組むハードルが下がる
→①だから継続しやすい…②…③…①…
幼児の家庭学習に欠かせない教材は?と聞かれたら、間髪いれず「プリント教材」と答えると思います^^;
今回のこの記事では、私が娘との家庭学習の中で感じたことや経験から、
・なぜ毎日のプリント教材のほうが月刊通信教育よりも効果を実感できたのか
・実際に使っていた自信をもっておすすめできるプリント教材2選
この2つについてお伝えしたいと思います。
お子さんの通信教育探しで迷っている方は、是非プリント教材にも目を向けてみてください^^
1つの通信教育かプリント教材しか選べないなら、私はこの2つのどちらかにする!ってくらい良い◎
どちらも2歳すぎ(おしゃべりができるようになるくらいが目安!)くらいから始められるのですが、我が家が始めたのは4歳の終わり頃…
もっと早く知りたかったと後悔しているくらいです。
両公式ページともに教材のサンプル画像があるので、雰囲気を見てみたい方は是非チェックして下さい♪
❁がんばる舎公式HP(すてっぷ)
❁七田式公式HP
☆関連記事☆
なぜ幼児のプリント教材は月刊通信教育よりも効果が出やすい?
プリント教材のほうがチカラが付く理由
- 一日に取り組む量は少ないが、一ヶ月に取り組む総量は月刊通信教育よりもプリント教材のほうが多いから
- 類似の内容を繰り返す機会が増えることで、学習内容の定着(できる→でいない)がしやすいから
- プリント教材は先取り学習にも適しているから
それでは順番に、なぜ毎日のプリント教材のほうが効果が出やすいのかを解説していきます。
①積み重ねの賜物!学習量はプリント教材の勝ち!
学習量:月刊通信教育 < 毎日のプリント教材
もちろん”量”だけ多ければ良いということではありません!
ですが”量”すら足りなきゃ…という話なのです。
ほんの少量ずつでも、毎日決まった量の学習をしていけば1ヶ月でこんなに沢山の量になります。
一日の消化分はわずかですが、続けていくと相当な量が必要になるので、毎日取り組むためにはとにかく”量”が必要です。
決して内容が悪い教材ではないです。しかしコスパ的には…考えものですね
私が多くの月刊の通信教育を経験して少し不満に感じたこと。
それは、家庭学習のみで頑張りたい我が家にとっては、月刊通信教育だけでは「量が足りない」ということです。
具体的な例をあげてみると、大手幼児通信教育のペーパーワークのページ数は、
幼児ポピー(年長) | 42ページ |
こどもちゃれんじ(年長・思考力特化コース※) | 32ページ×2冊=64ページ |
Z会(年長) | 48ページ |
※こどもちゃれんじ総合コースだと20ページ×2冊=40ページ
それに対して、1日3枚(もじ・かず・ちえ各1枚ずつ)を取り組む七田式プリントでは、単純計算で
七田式プリント | 3枚✕30日=90ページ |
もしも、家庭学習のみで幼児期にふさわしい内容を学ばせたいと考えるなら、継続して取り組むための”量”が必要なのです。
実際に取り組むのは子どもですが、毎日学習を続けるための環境を準備するのは私達親の役割^^;
そういった点でも、準備が簡単なプリント教材は、とても優秀なアイテムなのです◎
②”できない”から”できる”までが爆速
プリント教材:演習量/多→短いスパンで類似の問題に取り組む機会が増える
月刊通信教育:演習量/少→類似の問題に取り組む機会も少ない、間隔があく
月刊の通信教材では、”前月”に出た類似の内容は次の月に再度出題されたりしますね。
それでは明らかに苦手克服のチャンスが少なすぎます。
最初は大変だし嫌だと思うけど、少しずつ頑張って成長してるの、ママは見ててすごくわかるよ!
継続して使っている七田式プリントで例をあげると…
これは七田式プリントの400”%学習というカリキュラムによるものです。
・毎日やること
・繰り返してやること
この2つは月刊通信教育では中々実現できない学習方法ですが、プリント教材ではそれを実現してくれます^^
取り組む総量が多い→必然的に演習量増える→類似の出題も頻出
このような点からも、プリント教材での繰り返し学習による定着度は、月刊通信教育よりも断然高くなりますね。
幼児の思考力は経験値で差が出る
☆ポイント☆
プリント教材=毎日継続→演習量が増える→思考力を育てる出題に多く出会う→考えるチャンスが増える!
上の①で述べた通り、毎日プリント教材を継続して取り組むことができれば、月刊通信教育よりも学習量を圧倒的に増やすことができます。
プリント教材を毎日コツコツ取り組むことで、考える力を育てる機会が自然と増え、差がつきます。
幼児期にはあそびや生活の中で自然に身につく知識や体の動きなど、学習以外から得られる大事なことがたくさんあります。
しかし、知育や学習から得られる「考える力=頭の使い方」がいずれ必要になることも事実です。
1年後、2年後…小学生になる子どもに”できる!”という自信や、”苦手じゃない”と感じられるような準備を家庭でしておきたい!
日々取り組むことのできるプリント教材で、確実に・効果的に考える力を身につけてあげたいですね。
参考☆お友達のママの話
娘が通う幼稚園のお母さんから聞いたお話です。
娘のお友達にはお兄ちゃんがいるのですが、幼稚園時代はお勉強的なことは特に意識せず過ごし、
小学校3年生となった今では、中学受験のために塾に通い始めたとのことですが、学習の吸収がイマイチ…。
一方、娘のお友達(妹)は、小学校受験を計画していたので、お勉強はそれなりに頑張らせたとのこと。
すると、やはり小さい頃から頭を使う作業をさせていた妹のほうが「勉強の仕方も分かっているし、飲み込みも早い」と。
そのお母さんは、妹のほうはあまり心配していないけど、お兄ちゃんはどうしよ…と嘆いていました^^;
もちろん、持って生まれたもの、得意・不得意もある話ですが、
この話を聞いてから、小さいうちから、遊びも!学びも!という姿勢が大事なんだとジワジワ感じてしまいました、というお話です^^;
③幼児の先取り学習はプリント教材のほうが柔軟&安心
・プリント教材:学習スピード・学習量の変化に対応しやすい
・月刊通信教育:学習スピード・学習量の調節は難しい
家庭で先取り学習をしようとする際、いつも同じペースで学習を進めていけるとは限りません。
調子良い期:余裕があるからどんどん先に進めたい
やや停滞期:ちょっと気になるところがあるから、慎重に進めたい
だんだん難しくなってきたから、ペースを落とし、少し様子見したい
「1ヶ月分、はいコレね!」と決まっている月刊通信教育よりも、プリント教材の方が学習スピードや量を調節やすいこともあります。
トントン進める時と、反対にじっくり考えながら進めていきたい時など、状況の変化に対応しやすいというメリットがありますね。
がんばる舎のように「進めるだけすすめていいよ」という教材も。プリント教材もいろんなパターンがあります♪
【落とし穴】月刊通信教育を先取り受講する際のデメリット
「先取り学習をするならプリント教材!」とお伝えしたい理由は、月刊通信教育での先取り学習には注意したいことがあるからです。
プリント教材では、取り組むスピードを早めることにより自然と先の学習に取り組むことができます。
しかし、月刊通信教育を先取り受講するとなると、年単位で先の教材に取り組むこととなりますね。
一気に1年先の教材に変えても難なく取り組める場合もありますが、問題は大丈夫な部分・怪しい部分とごちゃまぜな場合です。
苦手な部分をクリアせず、また学び漏らしがあるまま先に進んでしまうのは大変危険なことです。
これは、月刊通信教育を先取り受講する際の一番のデメリットだと私は感じています。
先にお話したとおり、プリント教材を学習スピードをあげて使う方法をとれば抜けのない先取り学習ができるということです。
通信教育よりも安い!おすすめの幼児のプリント教材2選!
自信をもっておすすめするプリント教材
◎七田式プリント
◎がんばる舎 すてっぷ(まとめ出し)
我が家で実際に使っている(いた)2社のプリント教材です。
もちろん、両方やる必要はナシ!(なのに、一時期両方やってました^^;だって比べたいんだもん!)
でも、2つは必要ないので、最終的に我が家は七田式プリントを最後まで継続しました^^
❁七田式プリントのレビュー
❁がんばる舎すてっぷののレビュー
どちらが合うか迷ったら
どちらを選ぶかは”好み”と言いたいところですが、もしもこの2社で迷った場合には選ぶ際の決定的なポイントがあります。
詳しく知りたい方は関連記事に詳細を書いていますので、是非ご覧ください^^
とはいっても、どちらの教材も継続しやすいですし、幼児期(少なくとも小学校1年生まではバッチリ)に習得したい知識や思考力を身に付けるのに不足ナシ!
下記では共通する具体的なメリットを2つ紹介したいと思います。
共通するメリットその1|費用が安い!
我が家で継続受講の経験のある通信教育の費用を表でまとめてみました。
こどもちゃれんじ じゃんぷ(年長) | 2,980円(税込)※年払い:2,480円(税込) |
ワンダーボックス ※年払い換算 | 4,200円(税込)※年払い:3,700円(税込) |
Z会(年長) | 3,000円(税込)※年払い:2,550円(税込) |
ポピーあおどり(年長/5~6歳) | 1,500円(税込)※年払い:1425円(税込) |
がんばる舎ステップ5 | 990円(税込) |
七田式プリント10ヶ月分 | 10ヶ月分14,800円(税込)→月1,480円(税込) |
※2023.1月時点の費用です/2023年度からの費用を掲載しています。
でもね、”量”のことを考えると七田式のほうが断然お得かな
がんばす舎すてっぷは文句ナシの一番に安いです^^
”プリント”と言うと公文式を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
ちなみに、公文は一教科につき7,700円します(東京・神奈川価格)!
お家の人以外の大人に指導してもらうのは、いろいろな意味で、とても価値のあることですが、
我が家はお値段&時間節約のために、お家プリントを選択しました^^
☆家庭学習の教材選びについてのホンネ☆
実際、我が家で試した家庭学習の方法は、通信教育・プリント教材・市販ワーク・無料プリント…
お家でできることはほぼ全てやりつくしたといった感じです^^;
色々組み合わせたり、併用してみたり、試行錯誤してきましたが、
正直、通信教育を何社も併用したり、市販のドリルやワークを探して追加するよりも、
一番しっくりきたのが、プリント教材✕無学年制の通信教育の組み合わせ。
効果的・効率的かつラクだと感じました。
”ラク”というのは、”親が準備・手間がかからない”という意味です^^;
もちろん、学習時は”常に一緒”を覚悟しなくてはなりませんが…
年齢が上がるにつれ、本人のやりたいことや習い事も増え、時間を効率的に使うことが大切になってきます。
(実際はこれに国立小学校受験に向けての取り組みもあり、本当に時間がなかった(;_;))
・プリント教材→知識・思考力の基礎部分を継続的に積み上げる
・無学年制の通信教育→伸ばしたい部分を磨く
このプリント教材✕目的にあった通信教育を利用することで、ゆとりを持ちつつも、きちんと力を付けることができたと、振り返ってみて感じることができます◎
ちなみに、”通信教育で伸ばしたい部分を磨く”には、”その通信教育は何に特化しているのか”の知識・理解が必要です。
❁「幼児の通信教育選び&併用の仕方」では、 各社通信教育の特徴をまとめてるので、興味のある方は是非お読み下さい♪
共通するメリットその2|低年齢からはじめられる
赤ちゃんを卒業する頃になると「そろそろ何かはじめてみようかな」という方も増えてくると思います。
そういった方にも、紹介した2社のプリントを是非おすすめしたいです。
でも、この2社のプリント教材の知ってしまった今となっては、「こっちもやっときゃよかったよ〜〜〜〜」と後悔するほど^^;
以下の画像は、がんばる舎すてっぷ1(2歳〜)のサンプル画像です。
※がんばる舎の公式HPでは、すてっぷ1〜6各レベルのサンプル画像を見ることができます。
ごく一部の例ですが、このような基礎の積み重ねを早い時期から始められるのは、とても有利なことです。
「そんなに小さいときからプリントなんて…」と思うかもしれませんが、上の画像のように難しいことを無理して取り組むわけではありません。
母親自身が、
・どういうことから学ばせればいいのだろう?
・何に焦点を当てて、どんなことを考えてもらうといいのだろう?
・この年代でできると望ましいスキルって、どんなことなのだろう?…
これらのヒントを得られることも、幼い頃からのプリント学習のメリットと言えるでしょう。
結論☆幼児の家庭学習で効果を出したいならプリント教材がおすすめ!
学習は少しずつでも毎日進めていけば(例え、3歩進んで2歩下っても!)、必ず結果が得られます。
さらに続けていけば、3ヶ月後、半年後、1年後…きっと「いつの間にか成長してる!」「できなかった〇〇ができるようになってる!」と実感する日がきます(ホントに!)
・毎日取り組める量が確保できて
・できない→できるの早さが爆速で
・子どものペースにあった学習スピードの調整ができる!
この3つだけでも、プリント教材を推す理由は十分だと思います。
そして、紹介した2社のプリント教材は、内容・質もとても良い!
家庭学習に何を取り入れようか迷っている方は(できれば早い時期がオススメです!)検討してみて下さいね^^
AからDまでレベル別であるよ
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比較☆どっち?『七田式プリント』と『がんばる舎すてっぷ』で迷ったら…
七田式プリント/がんばる舎すてっぷは、知識・思考力・言葉・数…幼児期に習得してほしい内容をスモールステップで学べる教材です。学習の習慣付けのみでなく、小学校入学準備、小学校受験の基礎固めとして利用されている方も多くいます。内容の違いや特徴、共通点、どっちを選ぶべき?など、実体験からお伝えできる情報をお伝えします。
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