まるちゃんママ

ご訪問いただきありがとうございます。
現在小学1年生の娘の中学受験を検討中
本格的な受験勉強はまだまだ先だけど、
通塾前にできる家庭学習では、なんとか力を付けてあげたい! 算数検定や模試なども受けてます☆
・1年生で算数検定9級(3年生相当)合格

・全国統一小学生テスト:上位5%

・ワセアカチャレンジテスト:総合A評価
使って良かった市販教材や通信教育もお伝えしてしていきます☆

国立小学校受験に受かるには?塾・対策はいつから?自宅でできる問題集も紹介!

国立小学校受験ブログ、抽選、合格基準は?

これから国立小学校を受験しようとしている方は、国立小についてどのようなイメージをお持ちですか?

・国立小学校の受験って、勉強しないとダメ?
・通ったらどんなメリットがある?
・塾にはいつ頃から通う?通わないと無理?

この記事では、我が家の娘が国立小学校に塾なしで挑戦した経験をもとに、国立小学校受験のイロハをお伝えしたいと思います^^

 

・小学校受験を検討中の方
・これから国立小学校受験の準備をされる方
・お家での学習方法にお悩みの方

 

は、ぜひ参考にしてみて下さい♪

 

関連記事

 

 

私立小学校にはない国立小3つのメリット

国立小学校の魅力とは

①お金:経済的理由
②先生:指導者の質
③友達:人的環境

まず始めに、我が家がなぜ国立小学校のみを受験した理由をお伝えしていきますね^^                                            

国立小学校の魅力、その①:経済的理由(学費)

まずいちばん最初の理由は”お金”

私立小学校と比べると、半分、いや4分の1、5分の1くらいの費用で済んでしまいます。

 

これって凄く魅力的ですよね?

習い事も、やりたいことも沢山させてあげたい!

 

先々の受験なども考えると、国立小学校の学費の安さはとても魅力的ですね(*´∀`)

これだけの金銭的メリットがありながら、国立小学校には加えて次の2つの魅力的なポイントがあります。

国立小学校の魅力、その②:指導者の質

2つ目の理由は先生”

国立小学校=教育実験校です。

教育実験校とは

・国立小学校は、国立大学や国立教育大学の附属小学校で、国の教育研究機関としての役割を担っている
・授業では大学で研究中の最先端の教育手法が積極的に取り入れらる
・教員を志望する学生の教育実習の場として活用されたり、新しい教育理論を試したりする場としての側面が強い

このような特徴があるので、いわば子ども達は”実験台”(゜o゜)

しかし、見方を変えて考えれば、最新の教育を受けることができるということです。

・新しい教育方法に関心がある先生
・自身の指導法のスキルアップや研究に熱心な先生

このような先生方が、国立小学校に集まります。

国立小学校の先生は”先生の先生”のような存在です

そんな先生に、自分の娘の学童期を見てもらえたら、嬉しいですね♪

国立小学校の魅力、その③:友達・人的環境

そして3つ目の理由は友達

実際問題、国立小学校に通った場合、ご近所にお友達ができにくいというデメリットがあります。

 

しかし!国立小学校に通われるお子さんは、知力・体力・そして運、全てを兼ね備えたツワモノです(・o・)

教育熱心な家庭で育ち、学習面に限らず芸術やスポーツなど、多彩な才能を持っているお子さんが多いことでしょう。

 

子どもが育っていく上で、周りの環境(特に友達)は、とても重要です。

学習面に限らず、様々な方面で優れた子が集まる環境だから、良い影響がありそうですね

 

なぜ抽選・くじ引きが行われるの?合格基準は?

試験や抽選を行う理由はそれぞれ以下の通りです。

なぜその試験内容?国立小学校の試験に受かる子とは

試験を行う理由を意識すれば、何に意識をして考査の準備を進めていけば良いかという基準が見えてきますよ!

国立小学校で試験を行う理由は、私立小学校とは少し異なります。

国立小学校の試験は、教育実験校としての研究をスムーズかつ効率的に進めるために研究の成果を出しやすい子を選ぶという目的があります。

つまり、

・先生の話をしっかりと聞ける子
・ものごとの理解力が高い子
・周りの子と協調性がある子
・国立小学校の特性に理解のある家庭の子

このような子を研究対象として選ぶことで、効率的に研究が進められるというわけですね。

抽選で子どもを落とす2つの理由

では、なぜ抽選・くじ引きが行われるのでしょうか。

「一生懸命受験の対策をしてきた子ども達、なんて酷なことを…」と感じてしまいますが、それには以下の様な理由が存在するのです。

・希望者全員の試験対応・採点等は不可能なので、あらかじめ抽選を行い対応可能な人数に絞るため(試験前の抽選)
・成績優秀な子を選抜したいのではなく、研究・実験という観点から、対象を無作為に選ぶ必要があるため(試験後の抽選)

納得できるようなできないような…ですが、

国立小学校の受験を検討する場合は、これらの仕組みや合格までの道のりを承知した上で決断する必要があるのです。

 

国立小学校のみを受験するなら、お教室・塾は必要?いつから通う?

実は、我が家は塾なしで国立小学校を受験し、試験(考査)は無事に通過することができました。

おそらく塾なしでお受験というのは少数派だとは思います。

しかし、対策をしっかり練れば通塾なしで試験は突破できる可能性が十分アリ◎

 塾なし自宅学習で国立小学校の受験は可能?お受験に役立ったアノ通信教育も紹介♪

 

もしも通塾を検討してるなら、年中の春〜夏あたりからで間に合うのでは?

というのが実体験からの感想です。

年少〜年中さんくらいだったら、市販の問題集や通信教育などで、学習の習慣をつけてあげるのが良いと思います◎

 

国立小学校を受験した我が家が自宅学習に使った教材・スケジュール

続いては、我が家が実際にペーパー対策で使った教材や、行動観察・口頭試問の準備についてお伝えしたいと思います。

ペーパー対策については、特別なものなどは特にありません。

書店やアマゾンで手に入る、いわゆる”お受験対策”の有名どころをピックアップし使っていました◎

あとは、小学校受験を意識しつつ、学習の習慣付け使っていたのはこんな感じ↓

小学校受験に役立つ通信教育2選

いつから・何をやった?【ペーパー対策編】

①ひとりでとっくん分野別シリーズ(こぐま会)
②ばっちりくんドリル(理英会)
③能力育成シリーズ(ピグリ)
④ひとりでとっくん365(こぐま会)
⑤有名小入試段階別ワークシリーズ(奨学社)
⑥ハイレベ合格ワーク100シリーズ(奨学社)
⑦その他無料プリント
⑧がんばる舎 すてっぷ5
⑨七田式プリントB
⑩志望校過去問題集

最後の⑩過去問題集に取り組み始めたのは試験本番まで残り2ヶ月といったところです。

それまではひたすら①〜⑨を適宜使用し、難易度を少しずつあげながらステップアップを目指しました。

 

お受験対策ではないが、毎日学習を習慣にする(⑧・⑨)

お受験の対策とは少し異なりますが、年中の夏休みから、毎日机に座って学習ができるようにとプリント学習を始めました。

こちらの2つのプリント教材は学習の習慣付けのつもりで始めましたが、小学校受験にも通じる内容も多く役立ちました。

正直、月刊の通信教育よりも、こっちを早く始めておけばよかった…と^^;

比較!どちらが小学校受験に役立つ?|七田式プリント・がんばる舎すてっぷ、両プリント教材経験者の口コミ

 

出題傾向把握と分野別問題集で苦手を徹底対策(①〜③・⑩)

この時、過去問を使うのはリサーチのためだけです。

過去問のリサーチをし出題の傾向を探り(⑩)、それに関連した分野別の問題集を使い基礎から地道に潰していく(①〜③)といったことをしていました。

できないところはできるようになるまで何度も繰り返し、少しずつすてっぷアップ、そしてまた繰り返して…の連続です。

①〜③を取り組み始めた時期は年中の夏休みからです。
(①〜③は分野によって見やすさや取り組み易さが違うように感じたので、”このシリーズで”と決めないで使っていました

始めた当初(年中夏なので、周りに比べたら遅い方です)図形系の問題ができない!と慌てましたが、練習を重ねていくうちに応用レベルまできちんとできるようになりました。

例えば点図形。

最初はこのレベル↑でさえも重症レベルでしたが^^;
一年後には↓のように複雑なものや、重ねるタイプの問題もできるようになりました。

点図形と同時か、点図形に入る前は線の模写”がおすすめだよ

詳しくは関連記事:幼児にとって難しい点描写(点図形)の上達法を紹介

 

【重要】今の時点で何をすべきか

過去問題集のリサーチをし出題傾向を探るのは必要なことなのですが、
実際にペーパー対策を進めるにあったって、大切なことがあります。

それは、無理なくできることからやる

「できないからやるんじゃん!」と思うかもしれませんが、
幼児の場合は「できない」のではなく脳の未発達が理由である場合も多くあります。

回転図形・つりあい・地図上の移動・四方観察・観覧車などの難易度の高い問題の前に迷路や同図形発見・間違い探しなど、見る力や運筆力を鍛えたり、常識問題で問われる知識を少しずつ覚えさせたりするほうが効率的です。

実際、私の娘は地図上の移動が大の苦手で、年中時には意味不明すぎたみたいで大爆発していました^^
「こりゃ無理だ〜」と判断し、長いこと放置…

しかし、年長の夏過ぎにどんなもんかと試してみた時には、わりとスンナリできてしまいました。

地図上の移動だけでなく、回転図形もこのパターンでしたが、なんとか本番時期までには仕上げる事ができていました。

塾なしであれば、何から学習するかの”順序”を自分(親)で練る必要があります。
○ヶ月後にできれば良いものを、今無理してやる必要はない、これを判断する力が必要です(゜o゜)

小学校受験に必要なアタマ|基礎から応用までを確認する(④〜⑥)

志望校の出題傾向とは異なる問題もありますが、常識・思考力・記憶力などを鍛え、小学校受験に必要な力を少しずつ身につけたいという意図があり使用していました。

また、志望校の出題と関連がないと思われる問題でも、本番は何が出るかわかりません。

対策は万全にしたいという思いがありました。


④「ひとりでとっくん365」(年中の夏休みから)
こちらは本来1日1ページ、1ヶ月で1冊、全12冊を1年間(年中11月から年長10月という設定)で終わらせるという教材です。

①の「ひとりでとっくん分野別シリーズ」を基礎から応用へ配列し、小学校入試で問われる内容がすべて網羅できるように作成された優れものです◎

取り組み始めた時期は年中の夏休みから、シリーズを終えたのが2ヶ月後くらいです。
つまり、我が家の場合では進め方は全無視、かっ飛ばして進めたということです^^;

でも、これが意外に効いたみたいで^^

小学校受験のお試験にでる問題の全体を一通り確認できたことと、今まで通信教育(こどもちゃれんじ等)しかやってこなかった娘が、小受の問題や答え方に慣れていくことができたと感じます。

シリーズ全体で小受の問題を網羅できるようにと作られているので、
必ず01からスタートするのがおすすめです◎

 


⑤「有名小入試段階別ワークシリーズ(奨学社)」(年中の9月頃から)

こちらは、④の「ひとりでとっくん365」シリーズを終えてから始めました。

こちらもA・B・Cとレベル別になっていたので、順にAから取り組みました。

”絶対に受験校にはでなそうなもの”や、レベルが上がり難しい問題はあえて取り組まず

また、Cになるとレベルもだいぶ上がってくるので、無理して取り組まず、とばしとばしで取り組みました。

この「段階別ワークシリーズ」は、「ひとりでとっくん365」同様、問題文(つまり保護者用)と問題用紙が別々になっています。
”集中して話を聞く→質問に対する解答を考える”練習ができるのも良いです◎


⑥「ハイレベ合格ワーク100シリーズ(奨学社)」(年中の1月頃から年長夏頃までずーっと)

こちらは、⑤の「有名小入試段階別ワークシリーズ(奨学社)」を終えてから使いはじめました。

「有名小入試段階別ワークシリーズ(奨学社)」で一通りやってきたので、その復習・定着として取り組みました。

シリーズで5冊、お話の記憶/図形・注意力/推理・思考/比較・数量/知識・常識とあり、それぞれ、標準レベル・ハイレベルと2つのレベルで合計100問という出題数です。

やってもやっても終わらない…という感じでした^^;

取り組み方としては、標準レベルに余裕がでてきてからハイレベルを取り組むという順番で使いましたが、このボリュームは結果とても役に立ちました(゜o゜)

終わらないよー達成感ないヽ(`Д´)ノプンプン

過去問に取り組み始めてからも「怪しいぞ・忘れてるかな?」という時にはハイレベシリーズで復習をしました。


⑦その他無料プリント

我が家は主に「点図形」の練習で利用していました。
>>>点図形ができない!難しい時の対処法や点図形を練習した出た以外な効果とは?

また、無料プリントの良いところは、雰囲気が全然違うこと。
イラストや書体・問題のサイズなど、デザインがそれぞれ異なり、気分転換しながら学習できるので、
色々なサイトのプリントを使わせていただきました。


⑩志望校過去問題集(年長夏休み明けから)

①〜③で出題される分野の問題、④〜⑥で基礎から応用までの問題を沢山練習してきたこともあり、
夏休み明けてから使い始めました。

参考☆過去問題集を買うときは

この話、塾なしお受験の人にはめっちゃ聞いて欲しい!!!

過去問題集は”どれを買っても同じ”ではありません!

伸芽会・こぐま会が有名所ですが、私は日本学習図書から出版されている過去問題集が一番丁寧で使いやすかったです。

理由は過去問以外の部分
・「家庭学習ガイド」…基本的な入試情報/入試対策(全体的な試験の流れや、例年と出題傾向と〇〇なところがが変わったよetc…)
・「合格のためのアドバイス」…試験のポイント・何を見ているかなど
・「先輩ママたちの声」…前年度までに合格された保護者の方のアドバイス

そして、各問題にも解答の解説が付いており、間違った問題に対して上手く説明しづらい部分にも重宝しました。
(他の過去問題集は解答だけのものが多いです)

通塾なしでのチャレンジでしたが、日本学習図書の過去問題集に書いてあったことから、試験の流れなど十分な情報を得ることができました◎

>>筑波大学附属小学校過去問題集 (2024年度版) (小学校別問題集首都圏版)

>>お茶の水女子大学附属小学校過去問題集 (2024年度版) (小学校別問題集首都圏版)

 

いつから・何をやった?【行動観察編】

行動観察の対策はほぼ100%模試&講習です。

こればかりは家で練習のしようがありません。

また、娘はほとんど人見知りをしないという行動観察向きの超ラッキーな性格
そして、外(およそ)ではがんばって良い子を演じることができます(家では別人です^^;)。

なので、塾なしでありながら、行動観察について特別な対策を家庭でする必要のなかったのは恵まれていたとしか言いようがありません。

 

行動観察対策でできる数少ないことと言えば、

・「物は丁寧に扱うのよ!投げないでね!足でやらない!」
・「靴を脱ぐシーンがあったら揃えてね!」
・「仲間はずれの子がいたら、声かけてあげてね!」…

なんて注意しておくことしかできませんでした^^;

 

【超重要】☆行動観察で良くないグループに入ってしまったら

よく言われる「グループに一人でもヤバいやつがいたら、そのグループは全員アウトだよ」という怖い噂。

俗に言う”クラッシャー”問題です^^;

ほんとのホントに全員アウトなのかはわかりませんが、こればかりは娘を信じていた私も心配していました。

☆そこでプロに聞いてみた
直前講習でお世話になった先生に質問してみたこと。
「もしも、行動観察で良くない子がいたら、どう振る舞うのが最善か?」

その答えは、塾やお教室で訓練しているお友達を見極めて、その子と一緒になって課題をこなす

子ども同士、こっち側のお友達(訓練済み)か、あっち側のお友達(ヤバめ)か…これを見極められるかがカギなようです。

確かに、これを見極めることができれば、グループを良い方向に引っ張っていくことができそうです。

娘にも「しっかりした子と一緒になってグループみんなで合格することを意識するんだよ」と何度も言い聞かせました。

※当日、試験を終えた娘は「みんないい子ばっかりだったし、楽しかった」と言って帰ってきました^^
ですが、受験番号から察するに、娘とグループが一緒だった子が全員お試験をパスできた感じではありませんでした…
(合格発表時、「娘よ、よく突破できたね…」と思ってしまったくらい(゜o゜))

やはり、行動観察だけでなく、その他総合的にしっかり見られているようですね。

いつから・何をやった?【口頭試問編】

口頭試問の対策は60%模試&講習/40%お家です。

もちろん、知らない初めて会う人と練習するという点では模試&講習100%ですね。

ちなみに、初めて模擬試験を受けたのは、年長4月。

本番のお試験まで合計4回受けました。

 

では、お家での40%、何をしたかと言うと、これもひたすら想定される質問の練習です。

ここでもまずは過去問題集を確認し、どんなことが聞かれるのかをリサーチです。

とはいっても、大体似たような傾向で似たような質問(未就学児にできる質問なので)なので、ネタはすぐに尽きてしまいます。

・家・家族のこと(お手伝いはしますか/どんなときにお母さんに怒られますか…)
・幼稚園のこと(担任の先生のお名前/園長先生のお名前/仲の良い友だちの名前/何して遊ぶのがすきですか…)
・一般常識・マナーについて(電車に乗る時に気をつけることは/好きな季節とその理由は…)
・好きなこと/苦手なこと(苦手な食べ物はなんですか/好きな遊びはなんですか…)
・〇〇なとき、自分だったらどうするか(お店の商品を傷つけてしまったらどうしますか…)

このような練習をひたすらしていきますが、気付いたポイントは会話のリレーです。

例えば、「苦手な食べ物はなんですか?」という質問にたいして「ゴーヤです」だけで終わらせないこと!

こちらが「なぜ嫌いなのですか?」という質問をしてあげてもいいですし、
「大きくなったら食べれるようになりたい」と子どもが言うのもOKです。

「Q:お手伝いをしてますか」
→「A:はい」
→「Q:どんなお手伝いをしますか」
→「A:洗濯物を畳むお手伝いです」
→「Q:洗濯物を畳むお手伝いで難しいと思うことはありますか」
→「お父さんのシャツを畳むのが難しいです」…

・聞かれたことを理解し答える練習
想定外のことを聞かれて焦らない練習
・自分の思ったことや言いたいことを上手に伝える練習

親主導で会話のリレーをすることで上のような練習を何度も繰り返しました。

あとは声量・姿勢・視線も大事です。

ちなみに、娘は口頭試問が得意だったようで、模試ではいつも1番という順位をキープしていました◎

 

国立小学校受験お勉強以外の準備&本番当日マメ知識編

ここからは、お試験以外の準備&本番当日の様子をお伝えしたいと思います。

初めて経験される方はイメージの湧きにくいことばかりかと思いますので、ぜひ参考になさってください♪

 

出願方法&証明写真について

都内国立小学校の出願方法は、

・昔ながらの”願書直接受け取り&郵送”のタイプ
・”ミライコンパス”というサービスを利用してインターネット出願するタイプ

この2つのパターンに分かれます。

4校出願しましたが、”願書直接受け取り&郵送”タイプとインターネット出願タイプ、どちらもありましたよ

 

そして前もっての準備が必要なのは証明写真!

夏休み明けくらいに準備ができてると安心です

ちなみに、

・郵送する願書には、指定されたサイズの写真を貼り付け
・インターネット出願の場合は、データを添付

になりますので、現像写真とデータのどちらも必要になることもあるので、準備はお忘れなく!

私は試験本番のブラウス・ベスト・キュロットと全く一緒の格好で撮ってもらったよ

 

試験を合格した女の子の服装・髪型

当日の服装についてお話します^^

入試の案内にも「動きやすい普段着で」とありますが、この言葉を真に受けてはなりません!

ビシっとキメて挑みましょう!

 

ですが、百貨店の品やブランド品でなきゃダメとか、そういうことではありません。

ユニクロなどの量販店でも揃えられるものもあります。

大事なのは、

本当に沢山の子どもがお試験を受けにくるので、「悪目立ちしないように」

このポイントをおさえれば大丈夫です。

 

実体験☆試験を合格した時のわが子の格好

・半袖白ブラウス
・グレーのベスト(小さく花模様の刺繍が入っている)
・紺に薄く水色チェックの模様がはいったキュロット
・くるぶし丈の刺繍入り三つ折りソックス

当日は割と冷えていましたが、試験を受けるときの服装は半袖で挑みました。

国立小学校受験では”元気に見えるから”という理由で半袖が良いという噂もあることと、
娘が暑がりで寒さには強かったことや、動きやすさ重視で半袖でGOしました。

でも、本当に気温が低い日だったので、半袖は少数はでした^^;

みなさん、長袖ブラウスを着ていたり、カーディガンを羽織っていたりでした。

寒くて集中できない・筆記用具を上手に使えないなどでは本末転倒ですし、半袖か長袖か問題は気にしなくても良いと思います。

ちなみに、ベストとキュロットの色味は少し変化球で。
これは、先輩ママから「あえて少し明るめで受けたら考査はパスしたよ!」と聞いたので^^;

服装よりも中身が大事なのは確かですが、白&無地の紺のみ(←定番中の定番)でなくても大丈夫!と判明したということですね。

変に目立ち過ぎず、サイズの合った可愛く凛々しい格好であればよいのだと思います。

そして、外履きですが、いつも履いてるスニーカーで行きましたが、問題はゼロでした^^;

門で誰かが見張ってるなんてこともありません。靴なんて誰も見てません。
どうせ上履きに履きかえてしまうので…。

実体験☆試験を合格した時のわが子の髪型

・しっかり結ぶ
・固める
カッチリスタイルでいきました。

ちなみに、娘は結べる長さ&前髪なし。

考査の間に乱れてしまわないようにスプレーで固めてきました。我が家はこれをリピートしています↓
バリバリにならないところが良いです。

大事なのは、その髪型に慣れていることだと思います(親も子も!)
お試験の1ヶ月前くらいから幼稚園に行くときも本番と同じ髪型でバシッとキメるスタイルで通園しました。

 

お受験当日の母親の格好&必要な持ち物リスト

私(母親)の格好&持ち物は、

・紺のお受験ママスーツ/パンプス/ストッキング
・髪はハーフアップ
大きめお受験バッグ

☆持ち物のリスト☆
・受験票
・筆記用具
・願書の写し/面接対策等のメモ(いつどこでも見れるように)
・ハンカチ・ティッシュ・アルコールティッシュ・替えのマスク
・うわばき・スリッパ
・雨具&濡れたものを入れる袋
・もしもの怪我セット(絆創膏等)
・水筒親子分・ちょっとしたお菓子
・子どもの着替え一式
・クシ&ヘアゴム
・空き時間暇つぶしセット(折り紙・ぬりえ・モール)

冬なので上着等の衣類もかさ張りますし、フル装備で出陣しなければならないので、ママのバッグは特大サイズをおすすめします^^;

生地が厚い・自立する・横型がよかったので私はこれのリボン付きを使っていました(縦型より横型のほうが絶対おすすめです!断言)。

↑このショップで、このカバンを買いましたw

生地が厚めで、量もはいるので、何かと重宝です◎

 

おまけ|国立小学校はやめたほうがいい?進路はエスカレーター?

ところでですが、もしも国立小学校に合格できたら”めっちゃハッピー&大学までエスカレーター”だとは思っていませんか(゜o゜)!?

これが国立小のリアル

合格できても気が抜けない?!

・教科書が終わらない
・1年生から塾(進路問題)
・担任の先生と反りが合わないときつい!
・公立小よりもPTA・親の出番が多い
・常に内申点を意識し続けた行動をしなければならない…

最後にですが、これから国立小学校を目指す方には知っておいてもらいたい”闇”(←言い過ぎw)

 

その他、「近所に友達がいない」や「校舎が古い」などもちょっとしたデメリットですね。

しかし、一番気がかりなのは学力や進路のことではないでしょうか。

 

教科書が終わらない?

国立小学校とは教育実験校というのはお伝えしましたね。

ですので、教科書が終わらない(そもそも教科書を開かないなんてことも!)なんていうことも(゜o゜)

学習指導要領に準じていない授業が行われることも、教育実験校なので仕方がない…

いわゆる”学校でのお勉強”は各家庭で見ることになります。

 

筑波大附属小学校は一番内部進学しやすい?!

せっかく抽選を通過して、テストも合格をもらって入学できたとしても、その後の進路のことを考えると、あまり気を抜いていられらないのが現実。

都内国立小学校の高校までの内部進学率を簡単にまとめてみました↓

 

一番高いのは筑波大学附属小:小→中で80%、中→高で80%。

低い場合だと、学芸大附属の3校、
・学芸大附属小金井小:小→中で75%、中→高で33%。
・学芸大附属世田谷小:小→中で80%、中→高で50%。
・学芸大附属竹早小:小→中で85%、中→高で40%。

そのまま中学・高校まで全員が進学できるわけではないので、学年の中でも席を争うということになります( ´Д`)y

筑波大学附属小学校が一番内部進学率が高いのは少し意外でした!!

 

関連記事:筑波大附属小学校の受験に合格する子とは?

 

1年生から塾?!

中学受験または高校受験、いずれかのタイミングで受験をすることになるのがほぼ確定ということがお分かりいただけたかと思います。

中には「受験は早いうちに済ませてしまいたい」と考えるご家庭も多く、中には1年生から塾に通う子も珍しくありません。

プールが一緒のお友達のお兄ちゃんは国立小に通ってるけど、サピックス通ってるって妹が言ってたよ〜

(↑「一番下のクラスでどうしよう~~~」とそのお母さんが嘆いてました^^;)

デメリットに焦点を当てると、国立小学校に入学できてもサバイバルな環境が続くことがわかりますね(゚д゚)

お勉強以外の習い事ももちろんですが、中学受験専門の受験塾や、内部進学者向けの学習塾なんかもあるそうですよ(゜o゜)

 

さいごに|国立小学校を受験するということ

私立小学校受験・国立小学校受験、どちらにも言えることですが…

幼児のお受験には”絶対合格”はない!と言ってよいほど、不透明で不確実なものです。

・沢山の時間をかけて勉強したから
・大手の塾に通って万全の準備ができたから
・個人の超良い先生に通ったから

↑このような理由があっても”絶対合格”はありません(-_-)

 

しかも、国立小学校では”抽選”という”ふるい”にもかけられ、まさに運勝負の面も…。

ホント分の悪い勝負です^^;

 

ですが、長い時間かけて準備をして挑戦するのですから、もし残念な結果となったとしても何一つ無駄になることはありません^^

幼児期に培った思考力の土台や学習習慣は、小学校に上がった後にも必ず役に立つはずです。

娘も、算数検定や小学生向けの模試で良い成績がとれているのも、幼児期の学びがあったから◎

 

これから国立小学校受験をする方も、今の頑張りが無駄になることはないことだけは心に留めて!

今しかないお子さんとの時間を大事に過ごしてくださいね♡

 

-その他教育